予告編
https://www.youtube.com/watch?v=JLES2_efSRc&feature=emb_logo
約10分でおさらいできる特別映像
映画『ダウントン・アビー』1月10日(金)全国ロードショー!
全世界に旋風を巻き起こした英国傑作ドラマ待望の映画化!
歴史ある重厚な屋敷で豪華絢爛な衣裳を纏い、彼らが大スクリーンに帰ってくる!
監督:マイケル・エングラー
脚本: ジュリアン・フェローズ
出演:ヒュー・ボネヴィル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリ―、エリザベス・マクガヴァーン、マギー・スミス、イメルダ・スタウントン、ペネロープ・ウィルトン
大邸宅に暮らす貴族・クローリー家と使用人たちの生活を描き、ゴールデングローブ賞やエミー賞に輝いたイギリスの人気ドラマを映画化。2010年から2015年まで全6シーズン放送されたドラマ版の最終回から2年後のクローリー家が描かれる。1927年、英国国王夫妻が訪れることとなったダウントン・アビーでは、グランサム伯爵家の長女メアリーが執事のカーソンを復帰させ、パレードや豪勢な晩餐会の準備を進めていた。そんな中、先代伯爵夫人バイオレットの従妹で何十年も音信不通となっていたメアリー王妃の侍女モード・バッグショーとバイオレットの間にぼっ発した相続問題など、一族やメイドたちのスキャンダル、ロマンス、陰謀が次々と巻き起こる。マギー・スミス、ヒュー・ボネビル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリーらドラマ版のキャストに加え、映画版で初登場となるモード役でイメルダ・スタウントンが出演。ドラマ版に引き続き、オスカー受賞のジュリアン・フェローズが脚本、マイケル・エングラーが監督を務める。
公式サイト:https://downtonabbey-movie.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダウントン・アビー_(映画)
2010年9月の放送開始以来、ゴールデングローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝き、世界200以上の国と地域で大ヒットした傑作テレビシリーズ「ダウントン・アビー」。2015年のシーズン6まで全52エピソードの舞台は、1912年から25年のイギリスはヨークシャーのカントリー・ハウスと呼ばれる大邸宅。グランサム伯爵クローリー家とその使用人たちの生活に歴史上の出来事が織り込まれたヒューマン・ドラマだ。娘しかいないクローリー家を守り切るために長女の結婚相手を探すという一大テーマとともに、使用人を含めたひとりひとりの喜びや悲しみ、人生の変化が描かれる。壮麗なお屋敷のきらびやかな暮らしと、愛や嫉妬による事件が次々に起きるドラマ性、ちりばめられたユーモアが、全世界を虜にした。
その初の映画作品である本作は、テレビシリーズの生みの親である脚本家ジュリアン・フェローズ(『ゴスフォード・パーク』/01年でアカデミー賞®脚本賞受賞)はじめ、主要スタッフが再集結。キャストもお馴染みの面々だ。
当主ロバートにヒュー・ボネヴィル(『パディントン』シリーズ/14年、17年)、その母親の先代伯爵夫人にアカデミー賞®受賞のマギー・スミス(『ハリー・ポッター』シリーズ/01年~11年)、ロバートの妻にエリザベス・マクガヴァン(『天才作家の妻-40年目の真実-』/17年)、長女メアリーにミシェル・ドッカリー『( ベロニカとの記憶』/17年)、老執事カーソンにジム・カーター(『シンクロ・ダンディーズ!』/18年)。そして映画版で初登場の名女優イメルダ・スタウントン(『ヴェラ・ドレイク』/04年)は、マギー・スミスと丁々発止の傑作場面を見せてくれる。
1925年で幕を閉じたシーズン6の数年後、ダウントン・アビーに国王夫妻の訪問が告げられるところから、物語は始まる。この一大イベントとともに、ロマンス、スキャンダル、陰謀が絡まりあう、深みのある人間ドラマの傑作が誕生した。9月20日公開の全米ランキングでは、見事No.1を獲得。世界中でも大ヒットが期待される。
STORY
20世紀初頭、イングランド北東部、ヨークシャーのダウントン村にある壮麗な大邸宅「ダウントン・アビー」には、当主のグランサム伯爵ロバート・クローリーと、その妻でアメリカ出身のコーラ、長女メアリーとその息子、亡き三女シビルの夫トム・ブランソンと娘が暮らしている。次女イーディス一家も来訪し、先代伯爵夫人バイオレットや、メアリーの亡夫マシューの母親イザベル・マートンもたびたび訪れる。このダウントンをジョージ5世国王とメアリー王妃が訪れることになり、一家も使用人たちも興奮の極みに達する。壮大なパレードや豪勢な晩餐会の準備が必要だ。今やダウントンを切り盛りしている長女メアリーは、この難事を前に、引退していた元執事のカーソンに助けを求める。
だが、国王夫妻来訪の前に下見に来た従者たちは、夫妻の世話も食事作りも給仕も、すべて自分たちが行うと告げ、カーソンや家政婦長ヒューズや料理長パットモアら使用人たちを憤慨、落胆させる。
一方、メアリー王妃の侍女モード・バッグショーは、先代伯爵夫人バイオレットの従妹にあたるが、何十年も前から音信不通になっていた。子供のいないモードの家屋敷や財産はロバート・クローリーが相続するはずだが、彼女は自分のメイドにすべてを譲るつもりであることが判明。この非常識な裏切りにバイオレットは激怒し、モードとの一騎打ちも辞さない構えだ。国王夫妻の来訪という僥倖に村全体が沸くなか、ダウントンの使用人たちは主権を取り戻すべく、一計を案じる。スキャンダル、ロマンス、計略などが次々と巻き起こり、ダウントンの命運がそのたびに危うくなる。はたしてこの一大事を彼らは無事に乗り切ることができるだろうか?そしてダウントン・アビーはこのまま存続できるのであろうか?
監督 マイケル・エングラー
製作のリズ・トルブリッジと会ったのは、「ダウントン・アビー」の第5シーズンの頃だった。イギリスとアメリカの番組作りの違いなどを話した。その頃、私はもう番組の大ファンだったが、リズは第三者の視点を欲しがっていて、イギリス文化の外からこの作品を見ることができて、意見が言える人を探していた。脚本のジュリアン・フェローズと製作のギャレス・ニームにも会い話が弾んだ。それで第5シーズンで1本、第6シーズンで数本、監督した。
俳優たちとスタッフは家族のようだ。レギュラー出演者、ゲスト出演者、スタッフの間にも上下関係はほとんど感じられなかった。
最初の時から5年がたって、今では馴染んできたね。そして、今回も同じ温かさで迎えてくれた。イギリスの作品をアメリカ人が監督するので、抵抗する人もいるかと思ったが、そんなことはなかった。
みんなにまた会えるのは楽しくて愉快だが、やることはプロの仕事だ。特別な作品の一部になっている感じを味わえた。めったにないことだよ。キャリアのどの段階にいても、この作品になら携わりたいと思うだろうね。また集まれて、この作品の一部になれるなんてうれしい。
映画は大きなスクリーンで上映するから、映像もスケールも大きくした。この作品の筋金入りのファンでなくても映画を楽しめるよ。ただ熱烈なファンだったら、登場人物のことやお互いの関係がよく分かって、より満足感が高まると思うよ。それぞれの人物にどんなストーリーがあっても、大きな出来事が起こることで、みんながひとつになるんだ。
イメルダ・スタウントン、ジェラルディン・ジェームズ、サイモン・ジョーンズ、スティーヴン・キャンベル・ムーア、タペンス・ミドルトン、ケイト・フィリップス。彼らはみんなイギリスの業界では力のある俳優ばかりだ。『ダウントン・アビー』の世界に自然になじんでいて素晴らしかった。オリジナルの登場人物との共演シーンには興奮していたね。
『ダウントン・アビー』について、ファンたちが大好きなのは、ロマンス、サスペンス、コメディの要素だ。また、登場人物が持っているユーモアだとか、美しさ、衣装、それに壮大な景観も。テレビの時よりもスケールが大きくなっている。さらに、心のつながり、笑い、上階の家族と階下の使用人の関係。すべてジュリアン・フェローズによって巧みに織り込まれている。
この作品に描かれている昔の価値観というものは普遍的で、それが成功につながってるんだと思う。見る人はノスタルジックな感傷に浸ったり、昔も今も変わらないと思ったりするんじゃないだろうか。王立美術館やナショナル・ポートレート・ギャラリーへ行くのと同じかもしれないね。イギリスの歴史は文学、ビジュアル、文化とも密接に関わっているから人々の感性に響くんだ。
今でも色あせていないしね。
品川:16:30-18:45 (122分)