鈴本演芸場 – 地域情報動画サイト 街ログ
鈴本演芸場は本年、開席161年を迎えました。これもひとえに日本の伝統話芸をこよなく愛してくださるお客様方の御贔屓、お引き立てによるものと深く感謝申し上げる次第でございます。
安政4年、1857年、初代鈴木龍助が、ここ上野の地に「軍談席本牧亭」という講釈場を始めたのが鈴本演芸場の母体となっております。明治9年、苗字の鈴木の「鈴」と本牧亭の「本」を組み合わせまして「鈴本」という名前が誕生いたしました。今後とも日本の伝統話芸「落語」を中心とした寄席演芸の隆盛のため頑張ってまいりたいと存じます。今後とも末永い御贔屓よろしくお願い申し上げます。
六代目 鈴本演芸場席亭 鈴木 寧
安政4(1857)年より続く東京で最も古い寄席である。落語を主体に漫才,音曲,奇術などが加わり,連日のどかな笑いが聞こえてくる。かつては畳敷だったが,今は5階建てのビルの3・4階吹きぬけで,285ある客席もすべて椅子席になっている。