予告編
11/22(金)TOHOシネマズ シャンテ他ロードショー
あの日 あの瞬間 人生が交差する
大ヒットドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス」製作総指揮のダン・フォーゲルマンが、
ハリウッド実力派俳優総出演で贈る、愛と感動のヒューマン・ドラマ!
大ヒットテレビシリーズ「THIS IS US 36歳、これから」の企画・脚本・製作総指揮を担当したダン・フォーゲルマンが監督・脚本を手がけ、ボブ・ディランの数々の名曲に乗せて描くヒューマンドラマ。「スター・ウォーズ」シリーズのオスカー・アイザック、「her 世界でひとつの彼女」のオリビア・ワイルド、「マスク・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラス、「20センチュリー・ウーマン」のアネット・ベニングが共演し、ある1つの事故をきっかけに数奇な運命に翻弄されていく2つの家族を描く。現代のニューヨーク。大恋愛の末に結ばれたウィルとアビーは、第一子の誕生を目前に控え幸福の絶頂にいた。そんなある日、彼らは想像を絶する事故に遭遇する。ニューヨークを旅行中にその悲惨な事故の顛末に深く関わってしまった幼い少年は、海を越えたスペインの大地で、両親と父の雇い主であるオリーブ園のオーナーをドラマティックな人生へと導いていく。
公式サイト:https://life-itself.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/ライフ・イットセルフ_未来に続く物語
INTRODUCTION
大ヒットTVドラマシリーズ「THIS IS US/ディス・イズ・アス」の製作者が、ハリウッド実力派俳優総出演で贈る 胸が張り裂けるほどの悲しみのその隣に、必ず隠れている幸せの見つけ方 すべての人生を祝福する、愛と感動のヒューマン・ドラマ
ゴールデン・グローブ賞を含む38の賞を受賞した大ヒットドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス」(16~19)。その企画・脚本・製作総指揮を手掛けたダン・フォーゲルマンが、何十年もの歳月、二つの大陸、二つの言語にまたがる壮大な家族の物語を書き上げ、自らメガホンを取り映画化。アビーがこよなく愛するという設定で、ボブ・ディランの伝説的傑作アルバム「タイム・アウト・オブ・マインド」が物語の重要な鍵として登場。監督が脚本執筆中によくアルバムを聴いていたことから、ディランへ使用許可を依頼、脚本を読んで気に入ったディランが楽曲使用を許可し、ディランのエモーショナルな魂を全編に吹き込んだ。
出演は、オスカー・アイザック、オリヴィア・ワイルド、オリヴィア・クック、アネット・ベニング、アントニオ・バンデラスと実力派俳優が総出演。愛ゆえの葛藤、家族との別れ、一瞬のあやまち、運命のいたずら──誰もが人生の旅路で出会う悲しみを恐れることなく描き、その悲劇に押しつぶされずに前へ進めば、必ず悲しみと共に存在する喜びを見つけることができると教えてくれる、感動のストーリー。
STORY
始まりは、現代のニューヨーク。学生時代からのカップルのウィル(オスカー・アイザック)とアビー(オリヴィア・ワイルド)は大恋愛の後に結ばれる。第一子の誕生を間近に控え幸福の絶頂にいたその時、想像を絶する事故に遭遇してしまう……。そして、たまたま訪れたマンハッタンで、その顛末に深く関わった幼い少年。彼は海を越えたスペインの大地で、両親と父の雇い主であるオリーブ園のオーナー(アントニオ・バンデラス)を、ドラマティックな人生へと誘っていく。次々と訪れる過酷な試練を愛だけで乗り越えていく二つの家族は、数奇な運命に引き裂かれながらも、思わぬ奇跡でつながっていく──。
ダン・フォーゲルマン 監督・脚本
1976年、アメリカ・ニュージャージー州出身。NBCの大ヒットドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス」で企画原案・製作総指揮を担当し高い評価を得た。2シーズン放映後、エミー賞10部門とゴールデングローブ賞のドラマ賞にノミネートされた。『Dearダニー 君へのうた』(15)で長編映画監督デビュー。
主な作品として、『塔の上のラプンツェル』(10)脚本、『ラブ・アゲイン』(11)脚本、『人生はノー・リターン~僕とオカン、涙の3000マイル』(12)脚本・製作総指揮、『ラストベガス』(13)脚本、『ぼくとアールと彼女のさよなら』(15)製作などがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダン・フォーゲルマン
kino cinema 横浜みなとみらい:10:40-12:40 (117分)
監督のフォーゲルマンは、ボブ・ディランの代表的アルバム『タイム・アウト・オブ・マインド』を聴きながら本作の脚本を書いていた。特に収録曲の『ラヴ・シック』をよく聴いていたという。
1997年に発表されたこのアルバムには、愛と喪失に関する哀愁を帯びた歌の数々が収められている。「『ラヴ・シック』が、この映画の冒頭にふさわしい曲だ、と思ったんだ」と、フォーゲルマンは言う。このアルバムを聴きながら脚本を書いていたフォーゲルマンは、『タイム・アウト・オブ・マインド』に関するエッセイを読んだことで、また別のアイディアを思いついた。
そのエッセイを書いた人は、『メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ』という曲について、これほど悲しくて美しくて哀愁を帯びたアルバムには、こんなにロマンチックで心を高揚させる曲は合わないって非難していた。
「それを読んだ瞬間に、この曲を映画の最後に使うことに決めた。ディランにすべてをちゃんと結びつけさせることにしたんだ。」
楽曲の使用許可をディランから得ることが、制作の壁になる可能性があった。フォーゲルマンは、本作のミュージック・スーパーバイザーを通じて、楽曲の権利を管理しているジェフ・ローゼンに連絡をとることができた。
ディランに脚本を渡し、ディランは楽曲の使用を許可した。「ディランの曲なしにこの映画を作れるとは誰も思っていなかった。(ディランの曲を使ったものと)同じドラマチックなインパクトを持つバージョンは一つもないよ。脚本を書いているときは、使わせてもらえるかどうかわからないままに書いていた。幸いにも、ボブ・ディランの曲を7曲も使うことができたし、全編を通してディランの音楽をもとにしたスコアが流れているんだ。」
『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』はダン・フォーゲルマン監督の才能がテレビドラマに最も適していることを示唆している。
本作の酷評に対して、フォーゲルマン監督は「映画批評家の世界は白人男性が圧倒的に多い社会である。彼らが情感豊かなドラマを好まないことが『批評家から総スカン』という事態を生み出した」という主旨の反論をしているが、女性や非白人男性の批評家の中にも本作を酷評している者が相当数いる。