予告編
『ぼくの好きな先生』『パリ・ルーヴル美術館の秘密』などで知られる現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督の最新作『人生、ただいま修行中』が11月1日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開!
小さくも多様な日常の中にあるかけがえのない瞬間を優しさにあふれたまなざしで捉えてきた彼の最新作。舞台はパリ郊外の看護学校。まだ頼りになるとは言い切れない。けれど誰かのために働くことを選んだ看護師の卵たち。つまずき、時に笑い、苦悩しながら成長していく彼らの姿は、いつしか今を生きる私たちの物語へとつながっていく。誰もが、初めてを経験し、失敗しながら生きていく。人生は学びと喜びの連続であることを教えてくれる感動の奮闘ドキュメンタリー。
「パリ・ルーヴル美術館の秘密」「ぼくの好きな先生」などで知られるフランスのドキュメンタリー映画監督ニコラ・フィリベールが、看護学校で学ぶ生徒たちを追ったドキュメンタリー。フランス、パリ郊外にある看護学校で学ぶ40人の生徒。年齢、性別、出身も異なる看護師の卵たちが実習の現場で患者と自分に向き合う姿を、フィリベール監督があたたかい視線で追い、人間がいかにして成長し、学ぶのかを描いていく。
公式サイト:https://longride.jp/tadaima/
今を生きる私たちへの人生賛歌
『ぼくの好きな先生』や『パリ・ルーヴル美術館』などでも知られる現代ドキュメンタリー界の名匠ニコラ・フィリベール監督最新作。
今作の舞台となるのはフランス、パリの郊外にある看護学校。年齢や性別、出身も異なる多様な生徒たちの成長を映していく。採血も点滴も、抜糸やギブスを外すことも、全てが初体験。実習に駆り出され患者と向き合い、沢山の失敗をしながらも時には笑い、苦悩する生徒たち。
「私は、この時代に『他者のために働く』という道を選んだ若者たちを撮影したかったのです。」
とニコラ・フィリベール監督は語る。「誰かの役に立ちたい」と望みながら様々な経験を経て少しずつ成長していく彼らの姿は多くの人の胸を打つ。
誰もが最初は1年生で、失敗しながら学んで生きていく。人生は学びと喜びの連続であることを教えてくれる感動の奮闘ドキュメンタリーが誕生した。
フランスで異例の200万人動員を記録、日本でも大ヒットし世界を涙と感動で包んだ『ぼくの好きな先生』のニコラ・フィリベール監督最新作。日常の中にあるかけがえのない瞬間を、優しさに溢れたまなざしで捉え続けてきた、彼の待望の11年ぶりとなる日本公開作は、2016年に自身が塞栓症で救急救命室に運ばれ一命をとりとめたことをきっかけに、医療関係者、特に看護師と共に映画を撮ることを決意し生まれた意欲作だ。
舞台となるのは、ニコラ監督が焦点を当て続けてきた、人間はいかにして成長することを学ぶのかというテーマとは切り離せないものごとの基盤となる教育の場。パリ郊外の看護学校で学ぶ年齢、性別、出身も異なる多様な生徒たち。採血も点滴も抜糸もギブスを外すことも、全てが初体験。右も左もわからなかった彼らは、やがて実践の現場に駆り出され、つまずき、時に笑い、苦悩し、それでも「誰かの役に立ちたい」と望み少しずつ成長していく。いつしかその姿はスクリーンを越えて今を生きる私たちの物語へとつながっていく。誰もが、初めてを経験し、失敗しながら生きていく。人生は学びと喜びの連続であることを教えてくれる感動の奮闘ドキュメンタリーが誕生した。
1951年ナンシー生まれ。グルノーブル大学で哲学を専攻。ルネ・アリオ、アラン・タネール、クロード・ゴレッタなどの助監督を務め1978年「指導者の声」でデビュー。その後、自然や人物を題材にした作品を次々に発表。1990年『パリ・ルーヴル美術館の秘密』、1992年『音のない世界で』で国際的な名声を獲得。2002年『ぼくの好きな先生』はフランス国内で異例の200万人動員の大ヒットを記録し世界的な地位を確立する。2008年には日本でもレトロスペクティヴが開催された。本作は2007年『かつて、ノルマンディーで』以来11年ぶりの日本公開作となる。現在68歳。
1978 「指導者の声」(未)
「重役たち/テレビジョン」(未)
1985 「カマンベールの北壁」
「クリストフ」
1986 「不安はない」(未)
1987 「たった1人のトリロジー」
「偉業の準備」(未)
1988 「行け、ラペビー!」
「バケのカムバック」
1990 『パリ・ルーヴル美術館の秘密』
ヨーロッパ賞年間最優秀ドキュメンタリー
パリ=リール映画祭インターメディア大賞
1991 「重役たち78~91」(未)
1992 『音のない世界で』
ポポリ映画祭グランプリ
ベルフォール映画祭グランプリ
ボンベイ映画祭グランプリ
1994 「動物、動物たち」
ポポリ映画祭最優秀ドキュメンタリー研究映画賞
オコメディア環境映画賞最優秀自然映画賞
サンフランシスコ国際映画祭ゴールデン・ゲイト賞
「アナグマの役割」(未)
「ある建物のメタモルフォーズ」(未)
「家族の肖像」(未)
1996 『すべての些細な事柄』
1998 「僕たちの舞台」
2002 『ぼくの好きな先生』
カンヌ国際映画祭正式出品
ヨーロピアン・フィルム・アワード最優秀ドキュメンタリー賞
ルイ・デリュック賞
バリャドリッド国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞
セザール賞最優秀編集賞
フランス映画批評家協会批評家賞
全米批評家協会賞
2007 『かつて、ノルマンディーで』
カンヌ国際映画祭正式出品
2010 「LA NUIT TOMBE SUR LA MÉNAGERIE」(原題・未)
「ネネット」
リバーラン国際映画祭最優秀監督賞
2012 「LA MAISON DE LA RADIO」(原題・未)
※『』劇場公開作品 「」映画祭上映 (未)日本未公開作
https://ja.wikipedia.org/wiki/ニコラ・フィリベール
https://longride.jp/library/nicolas/
新宿武蔵野館:12:45- 14:40 (105分)