予告編
名匠ジャ・ジャンクー監督最新作!激動の21世紀中国。北京五輪開催、三峡ダム完成、経済の急成長・・・変わりゆく17年の月日の中で、変わらぬ想いを抱えた女と男がすれ違う。
『帰れない二人』9月6日(金)より、Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!
「長江哀歌」「罪の手ざわり」などで知られる中国の名匠ジャ・ジャンクーが、ひと組の男女がたどる2001年から18年間の物語を、変わりゆく中国を背景に描いた人間ドラマ。山西省大同。裏社会で生きる男ビンの恋人チャオは、敵対組織に襲われたビンを助けるために銃を発砲する。5年後、刑期を終えて釈放されたチャオは、ビンを捜して長江を訪れるが、かつてのビンの姿はそこにはなく……。ジャ・ジャンクー監督の公私にわたるパートナーであるチャオ・タオが主人公チャオ、「薄氷の殺人」のリャオ・ファンが恋人ビンを演じた。第54回シカゴ国際映画祭で監督賞と女優賞を受賞。
公式サイト:http://www.bitters.co.jp/kaerenai/
監督 ジャ・ジャンクー Jia Zhang Ke (賈樟柯)
生
1970年5月29日生
出身中国/山西省汾陽(フェンヤン)
18歳で山西省・太原(タイユェン)の芸術大学に入学、油絵を専攻し同時に小説執筆を始めるが、チェン・カイコー監督の「黄色い大地」を観て衝撃を受け転身、93年に北京電影学院に入学し映画を志す。95年に仲間と共に55分のビデオ作品「小山回家」を監督。この作品は、香港インディペンデント映画賞金賞を受賞し、香港国際映画祭にも出品され注目を集めた。97年に北京電影学院の卒業製作として「一瞬の夢」を監督。98年のベルリン国際映画祭で最優秀新人監督賞を受賞したのをはじめ、各国の映画祭でグランプリを獲得し、国際的に大きな注目を集めた。今や中国の新世代を担う映画作家として、その新作が国際的に待望される映画作家の一人である。
Bunkamuraル・シネマ:10:30-1:00 (135分)
おもしろくない映画だ。