予告編
2018年9月に他界した樹木希林が初めて出演した海外製作作品で、女優として最後の出演作となったドイツ映画。桃井かおり出演の「フクシナ・モナムール」など、これまでにも日本を舞台にした作品を手がけてきたドイツ出身のドーリス・デリエ監督が、孤独なドイツ人男性と、男の父親と親交のあった日本人女性が、人生を取り戻すためにともに旅する姿を描いた。ミュンヘンに暮らすカールは、酒に溺れて仕事を失い、妻は子を連れて家を出てしまう。孤独に苦しむ彼のもとに、ある日、ユウという日本人女性が訪れてくる。ユウは10年前に東京を訪れていたカールの父ルディと親交があり、ルディの墓と生前の家を見に来たのだという。最初はしぶしぶユウに付き合っていたカールだったが、次第に彼女に惹かれていき、今度はユウの祖母に会うため日本へ向かうが……。2人が訪れる茅ヶ崎の老舗旅館「茅ヶ崎館」の女将を樹木が演じている
公式サイト:https://gaga.ne.jp/ino-koi/
監督:Doris Dorrie ドリス・ドゥリー
ドーリス ・デリエ(Doris Dörrie, 1955年5月26日 – )は、ドイツ人の映画監督。オペラ演出家、作家、教授としても活動している。日本語ではドリス・デリエと表記されることもある。
カリフォルニア州ストックトンのパシフィック大学、ニューヨークのニュースクール大学(New School for Social Research)で俳優の勉強をした後、ミュンヘンテレビ・映画大学で学ぶ。1997年以降、同大学でクリエイティブ・ライティング/映画台本の講座を担当している。
映画作品や文学作品で多くの賞を受けている。監督デビュー作品『心の中で』(原題、以下同:Mitten ins Herz)で1985年東京映画祭の上映のため初来日、それ以後、日本での滞在を重ねている。
日本では『MON-ZEN』(Erleuchtung garantiert)、『漁師と妻』(Der Fischer und seine Frau)、『HANAMI』(Kirschblüten – Hanami)、『フクシマ・モナムール』(Grüße aus Fukushima)の4作品を撮影した。
【フィルモグラフィー】
命みじかし、恋せよ乙女 (2018) 監督/脚本
フクシマ・モナムール (2016)<未> 監督/脚本
犯罪「幸運」 (2012)<未> 監督/脚本
MON-ZEN [もんぜん] (1999) 監督/脚本
アム・アイ・ビューティフル? (1998) 原作/監督/脚本
愛され作戦 (1994) 監督/脚本
ミー&ヒム (1989) 監督/脚本
パラダイス (1986) 脚本/監督
メン (1985)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ドーリス・デリエ
入月絢(いりづきあや)
http://matome-entame.info/2018/12/20/post-2444/
https://www.jdzb.de/fileadmin/Redaktion/PDF/veranstaltungen/konzerte/A1614-Irizuki-CV.pdf
大学在学時から今までにソロ、または舞踏家玉野黄市のダンサーとして日本、アメリカ、カ ナダ、韓国、タイ、ドイツ、イギリス、ギリシャ等で公演を行う
2014 現在吉野石膏美術振興財団による助成にてベルリンで活動している
https://miu6ixx.com/irizukiaya/
https://ja.wikipedia.org/wiki/樹木希林
TOHOシネマズシャンテ:12:50-15:00 (117分)
ゴンドラの唄(いのち短し 恋せよ少女)
http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/gondola-song.htm
いのち短し 恋せよ少女
朱き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日の ないものを
いのち短し 恋せよ少女
いざ手をとりて 彼の舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには誰れも 来ぬものを
いのち短し 恋せよ少女
波に漂う 舟の様に
君が柔手を 我が肩に
ここには人目も 無いものを
いのち短し 恋せよ少女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴンドラの唄
茅ヶ崎館
https://ja.wikipedia.org/wiki/茅ヶ崎館