予告編
『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』のヴィム・ヴェンダース監督が世界の果てと涯てに引き裂かれた恋人たちを描く、狂おしくも切ないラブサスペンス
ノルマンディーの海辺に佇むホテルで出会い、わずか5日の間で情熱的な恋におちたダニー(アリシア・ヴィキャンデル)とジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)は、別れの朝の引き裂かれるような痛みに、互いに生涯の相手だと気付く。だが、生物数学者のダニーには、グリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査が、MI-6の諜報員であるジェームズには、南ソマリアに潜入し爆弾テロを阻止する任務が待っていた。ダニーには地球の未来が、ジェームズには世界の運命がかかっている。二人は、たった一つのミスで命を落とすという危険な仕事へと旅立つのだった。
やがて恐れは現実となり、ダニーの潜水艇が海底で操縦停止となり、ジェームズはジハード戦士に拘束されてしまう。死が目前まで迫る闇に閉じ込められ、愛の記憶に救いを求める二人。果たして二人は、この極限の死地を抜け出し、最愛の人を再びその胸に抱きしめることができるのか──?
「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」の巨匠ビム・ベンダース監督、「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダー、「X-MEN」シリーズのジェームズ・マカボイ主演による恋愛サスペンス。フランス・ノルマンディーの海辺にあるホテルで出会ったダニーとジェームズは、わずか5日間で情熱的な恋に落ち、互いが生涯の相手であることに気付くが、生物数学者であるダニーにはグリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査、そしてMI-6の諜報員であるジェームズには南ソマリアに潜入して爆弾テロを阻止する任務が待っていた。互いの務めを果たすため別れた2人だったが、やがてダニーは潜水艇が海底で操縦停止となる事態に遭遇し、ジェームズはジハード戦士に拘束されてしまうという、それぞれが極限の死地に立たされてしまう。
公式サイト:http://kodou-movie.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/世界の涯ての鼓動
カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた『パリ、テキサス』(84)、監督賞を受賞した『ベルリン・天使の詩』(87)、さらには音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(99)が世界的に絶賛され、『Pina/ピナ・バウシュ 躍り続けるいのち』(11)がアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされる等、映画史に永遠に刻まれる傑作を世に送り出し続けるヴィム・ヴェンダース監督。まもなく長編監督として50年目を迎える今、地球の果てまでもとらえる壮大な映像美と、人間の心の涯てまでを追いかけるエモーショナルなストーリーで、世界中から敬愛されてきた名匠の新たな傑作が完成した。
生物数学者のダニーには、『リリーのすべて』でアカデミー賞®を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。MI-6の諜報員ジェームズには、『X-MEN』シリーズで人気を博し、『スプリット』『ミスター・ガラス』で注目を集めたジェームズ・マカヴォイ。
ロマンティックな美しさをたたえたノルマンディーの海岸、人類の原風景のようなグリーンランドの広大な海、砂に包まれた峻厳な南ソマリアを舞台に描く、狂おしくも切ない極限下のラブサスペンス。
STORY
ノルマンディーの海辺に佇むホテルで出会い、わずか5日間で情熱的な恋におちたダニーとジェームズは、別れの朝の引き裂かれるような痛みに、互いに生涯の相手だと気付く。だが、生物数学者のダニーには、グリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査が、MI-6の諜報員であるジェームズには、南ソマリアに潜入し爆弾テロを阻止する任務が待っていた。やがて恐れは現実となり、ダニーの潜水艇が海底で操縦不能に、ジェームズはジハード戦士に拘束されてしまう。果たして、この極限の死地を抜け出し、最愛の人を再びその胸に抱きしめることができるのか──?
1945年ドイツ生まれ。『都市の夏』(70)で長編監督デビューを果たす。『ことの次第』(82)でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、『パリ、テキサス』(84)ではカンヌ国際映画祭パルム・ドールを獲得。『ベルリン・天使の詩』(87)でカンヌ国際映画祭監督賞を、続編『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース』(93)ではカンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞。さらに、音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(99)が世界的に絶賛され、『Pina/ピナ・バウシュ 躍り続けるいのち』(11)がアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされる等、ドキュメンタリー、劇映画ともに映画史に刻まれる名作を世に送り続ける。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴィム・ヴェンダース
kino cinema 横浜みなとみらい:15:35-17:30(112分)
原作J・M・レッドガードJ.M. Ledgard『Submergence』
Coffee House Press (March 26, 2013)
J.M. Ledgard was born in the Shetland Islands. He is a political and war correspondent for the Economist and a thinker on risk and technology in emerging economies. He lives and works in Africa.
Submergence is an example of an emerging genre: postmodern literary airport fiction. Offering myriad pleasures in its prose, it is studded with references and takes a nonlinear, episodic approach to a story featuring glamorous James More, an English spy and descendant of Sir Thomas More, and Danielle “Danny” Flinders, of Martinique and Australia, a sexy oceanographer and biomathematician. They meet and fall in love at a small, charming European hotel just before Christmas. As the tale begins, More is a prisoner of jihadists in Somalia, while Flinders is on a scientific mission on the Greenland Sea, exploring deep-sea vents. As Ledgard, author of Giraffe (2006) and an Africa-based correspondent for the Economist, tacks between widely divergent experiences, delightful essayistic digressions erupt. At times the story becomes superfluous, an armature for rhapsodies about the ocean, the desert, ideology, and the meaning of life. Ledgard strikes all the octaves on the keyboard. The result is a novel that is at once silly in the James Bond mode, beautiful, and extraordinary. An ambitious work that will provoke strong reactions. –Michael Autrey
1988年、スウェーデン生まれ。2002年のTVムービー『Min balsamerade mor(原題)』で女優デビュー。キーラ・ナイトレイ主演作『アンナ・カレーニナ』(12)やマッツ・ミケルセン共演の『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(12)での演技が高く評価され、ガイ・リッチー監督の『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)等の話題作に出演。人工知能に扮した『エクス・マキナ』(15)、夫の変化に苦悩する妻を熱演したエディ・レッドメイン主演作『リリーのすべて』(15)がゴールデン・グローブ賞でそれぞれ助演と主演でノミネートされるという快挙を成し遂げ、さらにアカデミー賞助演女優賞に輝き、瞬く間に世界にその名を広めた。近年の出演作に『光をくれた人』(16)、『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』(17)、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(18)があり、続編の公開も決定している。