予告編
《ハリウッドの伝説 ロバート・レッドフォード俳優引退作!》
すべての映画ファンに贈る、愛と犯罪と逃亡の一大エンターテインメント!
16回の脱獄と銀行強盗を繰り返し、誰ひとり傷つけなかった
74歳の紳士フォレスト・タッカーのほぼ真実の物語
ハリウッド屈指の美男俳優として人気を集め、「明日に向って撃て!」や「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」など長年にわたり活躍してきた名優ロバート・レッドフォードが俳優引退作と公言している最後の主演作。1980年代初頭からアメリカ各地で銀行強盗を繰り広げ、それによる逮捕と脱獄を繰り返した実在の人物フォレスト・タッカーを描いた。強盗といいながらも、発砲もしなければ暴力も振るわないという紳士的で風変わりな犯行スタイルを貫いた主人公タッカーをレッドフォードが演じ、タッカーを追う刑事ジョン・ハント役を「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックが担当。そのほか、シシー・スペイセク、トム・ウェイツ、ダニー・グローバーらが共演。監督は「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」のデビッド・ロウリー。
story
時は1980年代初頭、アメリカ。ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる銀行強盗がいた。彼の名はフォレスト・タッカー、74歳。被害者のはずの銀行の窓口係や支店長は彼のことを、「紳士だった」「礼儀正しかった」と口々に誉めそやす。事件を担当することになったジョン・ハント刑事も、追いかければ追いかけるほどフォレストの生き方に魅了されていく。彼が堅気ではないと感じながらも、心を奪われてしまった恋人もいた。そんな中、フォレストは仲間のテディとウォラーと共に、かつてない“デカいヤマ”を計画し、まんまと成功させる。だが、“黄昏ギャング”と大々的に報道されたために、予想もしなかった危機にさらされる─。
公式サイト:https://longride.jp/saraba/
https://ja.wikipedia.org/wiki/さらば愛しきアウトロー
監督:デヴィッド・ロウリー David Lowery
脚本・監督
1980年、アメリカ、ウィスコンシン州生まれ。2005年に、『Deadroom』(原題)で長編映画監督デビュー。ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラを主演に迎えた『セインツ-約束の果て-』(13)で注目される。『ピートと秘密の友だち』(16)で、ロバート・レッドフォードと初めてタッグを組む。再びアフレックとマーラが主演した『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(17)がサンダンス映画祭で観客賞にノミネートされ、ナショナル・ボード・オブ・レビューのインディペンデント作品賞を始めとする数々の賞に輝き、才能あふれる新鋭監督として称賛される。
https://ja.wikipedia.org/wiki/デヴィッド・ロウリー_(映画監督)
出演:ロバート・レッドフォード、ケイシー・アフレック、シシー・スペイセク、
ロバート・レッドフォード(フォレスト・タッカー)
1936年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。『明日に向って撃て!』 (69)、『スティング』(73)で実力派俳優としてのキャリアを邁進し、数々の名作に出演。
主な作品は『大いなる勇者』(72)、『華麗なるギャツビー』(74)、『ナチュラル』(84)、『愛と哀しみの果て』(85)、『スパイ・ゲーム』(01)、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』(13)、『ニュースの真相』(15)など。『普通の人々』(80)では監督業に進出し、アカデミー賞®とゴールデン・グローブ賞を受賞する。
そして1981年、サンダンス・インスティテュートを設立し、新進の脚本家や監督の支援と開拓、サンダンス映画祭の主催を行う。その功績を讃えられ、全米映画俳優組合生涯功労賞、アカデミー賞®名誉賞を受賞。2016年には、当時の大統領オバマより大統領自由勲章を授与され、2019年にはセザール賞名誉賞を受賞。また本作でゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされた。
https://eiga.com/news/20190703/9/
https://ja.wikipedia.org/wiki/ロバート・レッドフォード
kino cinema 横浜みなとみらい:14:20-16:00 (93分)
実在のファレスト・タッカーとは?
1920年、アメリカ、フロリダ州生まれ。歴史を飾ってきた数々の悪名高きアウトローの中でも、他の者たちとは全く異なるタイプの銀行強盗。18回もの脱獄を成し遂げ、華麗な手口で銀行を襲っていた。
1979年の夏、サン・クエンティソ州の刑務所からボートを作って脱獄し、世間の話題をさらった。1980年代初頭、初老のメンバーで構成された「黄昏ギャング」と共に、数々の伝説的な強盗をはたらいた。年齢を顧みず、予想を裏切り、ルールをことごとく無視することをやめなかったフォレストは、晩年に強盗としての人生の頂点に達する。どんなに実現困難なものであっても、必ずや完璧にやり抜いたのだ。1999年に起こしたテキサスでの武装強盗の罪で、2000年に13年の刑を受けてから4年目の2004年、獄中にて83歳の生涯を閉じた。
https://en.wikipedia.org/wiki/Forrest_Tucker_(criminal)