予告編
朝鮮学校の歴史と現状を描いたドキュメンタリー。1910年の韓国併合から110余年。戦後、各地に国語講習所が設立されてから70余年。在日朝鮮人たちはさまざま差別と戦いながらも、アイ(子ども)たちの夢を育てるため、朝鮮学校という幼稚園から大学にいたる民族教育事業を続けてきた。しかし、2010年に日本政府は高校無償化制度から朝鮮学校を外し、地方自治体も次々に補助金を打ち切るなど、近年の朝鮮学校を取り巻く環境は厳しく、朝鮮学校は裁判闘争に立ち上がる。そんな朝鮮学校にまつわる知られざる歴史的資料や証言を発掘し、100年におよぶ差別との戦いを浮き彫りにする。朝鮮大学出身で、ジャーナリスト、ノンフィクション作家として在外朝鮮民族問題を専門にしてきた高賛侑が、初めて映画監督を務めた。
1910年―日本は武力で韓国併合を強要し、朝鮮半島を植民地にした。
1948年―GHQと日本政府は朝鮮学校閉鎖令を出し、閉鎖を強行した。
現在―日本政府は法・制度的に民族教育抑圧をはかり、裁判所の多くが追随している。
100年にわたって続けられてきた差別の歴史。
在日朝鮮人はアイ(こども)たちの夢を育むために、幼稚園から大学に至る世界にもたぐい稀な民族教育事業を行ってきた。
しかし、いまウリハッキョ(朝鮮学校)は厳しい逆風を受けている。
2010年、政府は高校無償化制度からウリハッキョを排除し、地方自治代も次々と補助金を打ち切ってきた。
ウリハッキョは裁判闘争に立ち上がった。そしてウリハッキョの闘いは、全ての外国人の子どもたちの教育権に連なり、他民族多文化共生の時代を切り開いていく。
知られざる歴史的資料や証言を発掘し、ウリハッキョの差別と闘いの真実を浮き彫りにする初の長編ドキュメンタリー。
公式サイト:http://aitati.blog.jp
http://www.nanagei.com/movie/data/1296.html
https://www.koreaworldtimes.com/topics/news/5177/
https://shibuya.uplink.co.jp/movie/2019/54264
監督:高賛侑 (こうちゃうにょう)
1947年生まれ。ノンフィクション作家。
朝鮮大学卒。文芸活動に従事しつつ、詩・小説の創作、演劇の脚本・演出多数。朝鮮関係月刊誌『ミレ(未来)』編集長を経て、現在、ノンフィクション作家。甲南大学・近畿大学・京都ノートルダム女子大学等非常勤講師。「自由ジャーナリストクラブ」世話人。国際高麗学会会員。部落解放文学賞(記録文学部門)等受賞。
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/293928.html
UPLINK:10:45-12:30 (99分)
https://a-port.asahi.com/projects/kochanyu/
https://ja.wikipedia.org/wiki/阪神教育事件
金太一(キム・テイル)
http://www.zenshin.org/zh/ilm/2014/04/i04520601.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/解放運動無名戦士墓