予告編
■あらすじ
故郷を捨て裏社会で生きてきたロイ(ベン・フォスター)がその日、ボスの勧めで行った病院で見せられたのは、まるで雪が舞うように白くモヤがかかった自分の肺のレントゲン写真だった。命の終わりが近いことを悟った彼は「どうせクソみたいな人生だ。死ぬならそれも仕方ない」そう自分に言い聞かせる。だが死への恐怖は彼を追い込み、苛立たせてゆく。その夜いつものようにボスに命じられるまま向かった“仕事先”で、ロイは突然何者かに襲われる。組織に切り捨てられたことを知った彼は、とっさに相手を撃ち殺し、その場に囚われていた若い女(エル・ファニング)を連れて逃亡する。彼女の名前はロッキー。家を飛び出し、行くあてもなく身体を売って生活していたという。組織は確実に2人を追ってくるだろう。全てを失い孤独な平穏を願いながらも女を見捨てることのできないロイと、他に頼る者もなく孤独な未来を恐れるロッキー。傷だらけの2人の、果てなき逃避行が幕を開ける。
「イングロリアス・バスターズ」「グランド・イリュージョン」などハリウッド大作でも活躍するフランスの女優メラニー・ロランがメガホンを取り、「TRUE DETECTIVE」の脚本家ニック・ピゾラットの小説デビュー作「逃亡のガルヴェストン」を映画化。「マレフィセント」「ネオン・デーモン」のエル・ファニングと、「疑惑のチャンピオン」「最後の追跡」のベン・フォスターが共演し、組織に追われる余命いくばくもない男と孤独な少女の逃避行を描いた。裏社会で生きてきたロイはある日、末期ガンと診断され、余命宣告を受ける。その夜、いつものようにボスに命じられて向かった仕事先で何者かの襲撃を受け、自分が組織から切り捨てられたことを悟ったロイは、とっさに相手を撃ち殺し、その場に捕らわれていた少女を連れて逃亡する。少女はロッキーと名乗り、行く当てもなく身体を売って生活していたという。ともに深い傷を抱えた2人は、果てしない逃避行に出るが……。
組織に反旗を翻した殺し屋と、頼る者もなく傷ついた美しい女。『レオン』『ドライヴ』といった数々の傑作を彷彿とさせる本作の原作は、傑作ドラマシリーズ「TRUE DETECTIVE」『マグニフィセント・セブン』などの脚本家としても知られるニック・ピゾラットのデビュー作にして、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった傑作犯罪小説「逃亡のガルヴェストン」(早川書房刊)。メガフォンをとったのは、『イングロリアス・バスターズ』などでフランスを代表する国際派女優として知られ、近年は『Respire(原題)』でカンヌ国際映画祭の批評家週間に正式出品されるなど監督としても高い評価を受ける才人メラニー・ロラン。繊細なストーリーテリングと映像美だけでなく、時に目を背けたくなるほどに荒々しいヴァイオレンスまでも見事に描ききり、本作もサウス・バイ・サウスウエスト映画祭、トロント国際映画祭の正式上映作品に選出されるなど高い評価を獲得。主演は日本でも圧倒的な知名度と人気を誇る女優エル・ファニングと、実力派曲者俳優ベン・フォスター。子役時代からデヴィッド・フィンチャー、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ソフィア・コッポラ、ニコラス・ウィンディング・レフンら多くの名監督に愛されてきたファニングは今回、悲惨な境遇から抜け出すために身体を売って生きるしかなかった若い娼婦を熱演。今までにない扇情的な衣装と体を張ったシーンの数々で新境地を開拓。その痛々しいまでの美しさは、観る者を切なく魅了し、複雑な陰影に富んだ作品の空気そのものを作り上げた。
STORY
故郷を捨て裏社会で生きてきたロイ(ベン・フォスター)がその日、ボスの勧めで行った病院で見せられたのは、まるで雪が舞うように白くモヤがかかった自分の肺のレントゲン写真だった。命の終りが近いことを悟った彼は「どうせクソみたいな人生だ。死ぬならそれも仕方ない」そう自分に言い聞かせる。だが死への恐怖は彼を追い込み、苛立たせてゆく。その夜いつものようにボスに命じられるまま向かった“仕事先”で、ロイは突然何者かに襲われる。組織に切り捨てられたことを知った彼は、とっさに相手を撃ち殺し、その場に囚われていた若い女(エル・ファニング)を連れて逃亡する。彼女の名前はロッキー。家をとびだし、行くあてもなく身体を売って生活していたという。組織は確実に2人を追ってくるだろう。全てを失い孤独な平穏を願いながらも女を見捨てることのできないロイと、他に頼る者もなく孤独な未来を恐れるロッキー。傷だらけの2人の、果てなき逃避行が幕を開ける。
公式サイト:http://klockworx-v.com/galveston/
https://ja.wikipedia.org/wiki/ガルヴェストン_(映画)
監督:メラニー・ロラン Mélanie Laurent
1983年2月21日、フランス・パリにて、ダンス講師の母と、俳優ピエール・ロランの間に生まれる。映画デビューはジェラール・ドパルデューの監督作「Un Port Entre Deux Rives」(99年/英題:「The Bridge」)。その後、ミシェル・ブラン監督の「キスはご自由に」(02)で注目を集め、「真夜中のピアニスト」(05/ジャック・オーディアール)、「心配しないで」(06/フィリップ・リオレ)、「PARIS」(08/セドリック・クラビッシュ)など人気監督の作品に多数出演。そして09年、クエンティン・タランティーノ監督作「イングロリアス・バスターズ」の主演に抜擢され、一躍世界から注目を集める存在に。08年には自ら監督・脚本を務めた短編映画「De moins en moins」を発表している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/メラニー・ロラン
ヒューマントラストシネマ渋谷:14:50-16:30 (94分)
エル・ファニングは、ミスキャスト。(性的虐待の子の母役は?)
原作:ニック・ピゾラット(東野さやか訳)「逃亡のカルヴェストン」早川書房2011
NIC PIZZOLATTO. Galveston:A Novel.B0076TSHEO.2011
ガルベストン
https://ja.wikipedia.org/wiki/ガルベストン_(テキサス州)
https://www.tripadvisor.jp/Attractions-g55879-Activities-Galveston_Galveston_Island_Texas.html
https://www.expedia.co.jp/vc/sightseeing/galveston-texas/
http://www.arukikata.co.jp/city/GLS/
ハリケーン常襲地帯:ハリケーン・アイク2008: ビーチリゾート
アメリカ合衆国,テキサス州南部の都市。ヒューストンの南東約80km,沿岸砂州が発達してできたガルベストン島にあり,メキシコ湾にのぞむ重要な港町として発達。町の起源は19世紀初頭。主要輸出品は綿花,穀物,硫黄。輸入品は砂糖,茶,バナナ。19世紀末期以降,ヒューストン港の登場と1900年9月に襲来したハリケーンによる破壊のために,その地位が低下した。海運,石油精製,食品加工,観光が主産業。テキサス大学の医学部と看護学部の所在地。人口5万9070 (1990) 。
米国,テキサス州南東部の港湾都市。同名湾に臨み観光保養地でもある。メキシコ湾岸の沿岸砂州上に位置。かつてヒューストンの外港として綿花の大輸出港であったが,現在綿花輸出の中心はヒューストン港に移り,硫黄の輸出港として重要となっている。5万7000人(2005)。
アメリカ合衆国テキサス州南東部の港湾都市。人口5万9000(1990)。ガルベストン湾の入口にあるガルベストン島に位置する。ガルベストン湾からヒューストンに運河が通じており,重要な輸出入港である。綿花,硫黄,米,小麦粉,原油などが主要輸出品。石油精製,造船業が主要製造業である。1830年代に集落が建設され,50年ころから綿花の輸出港として発展した。【菅野峰明】
Kimber Fountain. Galveston’s Red Light District: A History of The Line.
The History Press.2018
GALVESTON RED LIGHT DISTRICT TOURS
https://www.galveston.com/galveston-red-light-district-tours/
Glen Campbell – Galveston (with lyrics)
https://en.wikipedia.org/wiki/Galveston_(song)
http://www.metrolyrics.com/galveston-lyrics-glen-campbell.html