予告編
7人の強盗団から残酷に虐げられた美貌の未亡人マルリナが、自らの正義と明日をかけて、颯爽と馬に跨がり、誰も見たことのない復讐の旅に出る―!全米批評家サイト「ロッテントマト」で驚異の98%を獲得!第18回東京フィルメックス最優秀賞!全く新しい<闘うヒロイン>に、世界中が拍手喝采の嵐!! インドネシアの荒野から生まれた、超痛快ナシゴレン・ウェスタン!哀愁が漂うマカロニ・ウェスタンの音楽、獲物を狙うように鈍く光る剣ナタ、灼けつく太陽と果てしない荒野…。インドネシアの若き女性監督が、この上ない映画愛をあふれさせながら、前代未聞の雰囲気を全編にまとわせ、全く新しい〈闘うヒロイン〉を生み出した!2017年カンヌ国際映画祭監督週間正式出品/2017年東京フィルメックス最優秀作品/2018年アカデミー賞外国語映画賞インドネシア代表
田舎の村で静かに暮らす女性の復讐劇を描き、2017年・第18回東京フィルメックスのコンペティションで最優秀作品賞、18年インドネシア映画祭で作品賞など国内外で数々の賞を受賞したインドネシア映画。夫を亡くし、インドネシアのひなびた村で1人静かに暮らすマルリアのもとに7人の男たちが訪ねてくる。マルリアは金と家畜を奪おうとする男たちに毒入りの鶏のスープを振る舞い、男たちは次々と倒れていくが、別室で寝ていた首領のマルクスに襲われてしまう。男の首に剣ナタを振り下ろしたマルリナは、自らの正当性を証明するため、落とした男の頭を持ってはるか遠く離れた町にある警察署に向かうが……。監督は本作が3作目となるインドネシアの若手女性監督モーリー・スリヤ。東京フィルメックス上映時のタイトルは「殺人者マルリナ」。
7人の強盗団から残酷に虐げられた美貌の未亡人マルリナが、自らの正義と明日をかけて、いま、颯爽と馬に跨がり、誰も見たことのない復讐の旅に出る―!
哀愁が漂うマカロニ・ウェスタンの音楽、獲物を狙うように鈍く光る剣ナタ、灼けつく太陽と果てしない荒野…。
インドネシアの若き女性監督が、この上ない映画愛をあふれさせながら、前代未聞の雰囲気を全編にまとわせ、全く新しい〈闘うヒロイン〉を生み出した!
このインドネシアの流儀で貫かれた、ひとりの女性の闘いの物語は、さりげないユーモアも織り交ぜた会心の娯楽活劇として、カンヌをはじめ世界各国の映画祭で賞賛の嵐!
まさに、異色の傑作エンタテイメントともいうべき、インドネシア流西部劇=“ナシゴレン・ウェスタン”が誕生した!
STORY
夫と子どもを亡くし、荒野の一軒家で暮らす天涯孤独のマルリナ。突然、彼女のすべてを奪おうとする7人の強盗団に襲われた。暴行を受けながらも、次々と強盗団を倒し、首領マルクスの首を刎ねて窮地から脱出。自らの正当防衛を証明するため、たった一人で、警察署へと向かう。だが、強盗団の残党達はマルクスの復讐を誓って、彼女の跡を追い始めていた…。
公式サイト:https://marlina-film.com
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000342
https://en.wikipedia.org/wiki/Marlina_the_Murderer_in_Four_Acts
監督モーリー・スリヤ Mouly Surya
1980年、ジャカルタ生まれ。08年、長編デビュー作の『フィクション。』が、インドネシア映画祭で最優秀作品賞をはじめ4つの賞に輝く。2作目の『愛を語るときに、語らないこと』(13)では、インドネシア映画として初めてサンダンス映画祭に出品され話題となった。3作目となる本作は第70回カンヌ映画祭監督週間で上映され、第18回東京フィルメックス最優秀賞をはじめ国内外で数々の賞を受賞。インドネシアの若手女性監督として、世界中の注目を集めている。
https://eiga.com/person/279757/
「フィクション」Fiction. [ Fiksi. ]
「愛を語るときに、語らないこと」(2013)で注目されたインドネシアの女性監督モーリー・スルヤが08年に製作した長編デビュー作。裕福だが複雑な家庭環境の中で生まれ育ったアリシャは、折り合いが悪い父親や使用人たちに囲まれ、孤独な日々を送っていた。そんなある日、清掃係の青年バリに恋心を抱いたアリシャは家を飛び出し、バリが恋人と住むマンションの隣室で暮らしはじめる。マンションの住人たちをモデルに小説を書いているバリが物語の結末に悩んでいると知ったアリシャは、手助けしようと、ある行動に出る。主人公アリシャ役に「ビューティフル・デイズ」のラディア・シェリル。2016年・第29回東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA #3 カラフル!インドネシア」部門上映作品。
http://2016.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=175
アリシャは裕福だが複雑な家庭環境に生まれ育ち、折り合いが悪い父親や使用人に囲まれて窮屈で孤独な暮らしをしている。ある日、清掃係として働きに来た男性バリに惹かれたアリシャは家を飛び出し、バリが恋人レンタと住むマンションの隣室に入居。バリは何人かのマンションの住人をモデルに小説を書いているが、よい結末が浮かばず行き詰っていた。アリシャは愛する彼の小説を手伝おうとして、ある行動に出るが…。『愛を語るときに、語らないこと』(TIFF2013出品)のモーリー・スリヤの長編デビュー作にして、少女の生活と生理に寄り添ったユニークなファンタジー。女性監督や製作者が台頭するインドネシア映画界の先駆的・象徴的な1本といえよう。エドウィン作品のミューズ、ラディア・シェリルがヒロインを演じ、ジョコ・アンワル(監督/『心からの複製』など)が脚本に名を連ねている。
「愛を語るときに、語らないこと」What They Don’t Talk About When They Talk About Love(Yang tidak dibicarakan ketika membicarakan cinta)
世界各地の映画祭で注目を集めるインドネシアの若手女性監督モーリー・スルヤが、ハンディキャップを持つ若者たちの青春をあたたかな眼差しで描いた群像ドラマ。盲学校に通う20歳の女性フィトリは、聴覚障害の青年エドに恋心を抱く。一方、フィトリのクラスメイトで近視のディアナは事故で視力を失ったアンディカに思いを寄せているが、アンディカは元彼女ガディスのことが忘れられず……。2013年・第26回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映。
https://jfac.jp/culture/features/tiff-mouly-surya/
マルリナ マーシャ・ティモシー
1979年、ジャカルタ生まれ。06年、『EKSPEDISI MADEWA(原題)』で女優としてのキャリアをスタート。その他の代表作に、『禁断の扉』(09)、『カリファーの決断』(11)、『ザ・レイドGOKUDO』(14)など。
ユーロスペース:12:45-14:35 (95分)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO44571290Z00C19A5BE0P00/
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14018685.html