2012 English Trailer
父親の世話をしながら食品工場で働くラーシャは、突然解雇対象に選ばれてしまう。ゆとりがない生活の中、仕事探しの日々が始まるが…。クロアチア移民二世を主人公に据えて差別や格差問題を描き、単純化できない社会構造を浮き彫りにしていく。ネルミナ・ルカシュは、苛立ちを抱えながらも逞しく生きるラーシャを好演し、国内外で高い評価を得た。
ガブリエラ・ピッシュレル監督GABRIELA PICHLER
1980年スウェーデン、ストックホルム生まれ。ボスニア人の母親とオーストリア人の父親を持つ。卒業制作の”Scratches”(2008) が2010年のスウェーデン・アカデミー(グルドバッゲ)賞短編部門で最優秀賞を受賞。長編デビュー作『イート・スリープ・ダイ』(2012)ではベネチア国際映画祭の批評家週間にて観客賞を、さらにスウェーデン・アカデミー(グルドバッゲ)賞では主要4部門を受賞。そして最新作『アマチュアズ』(2018) がヨーテボリ映画祭で最優秀ノルディック映画賞と数々の映画賞を獲得。まさに、国内の主要な現代作家のひとりである。移民二世という立場と、経済的、文化的格差や人種差別に対し誠実な視点で移民国家と呼ばれるスウェーデンを映し出すダイナミズムが魅力。
キーナ・オーランダー China Åhlander(プロデューサー、脚本家)
映画雑誌“Chaplin”の編集長で後にスウェーデン映画協会の出版責任者を務めたLars Åhlanderを父に、子供向けユースフィルムフェスティバル”Barn- och Ungdomsfilmfestivalen (BUFF)”を始めたCentenariÅhlanderを母に持ち、幼少期から映画漬けの生活を送る。監督として短編も手掛けている。『イート・スリープ・ダイ』のプロデューサーとしてスウェーデン・アカデミー(グルドバッゲ)賞を受賞。『マイ・アーント・イン・サラエボ』、『レフュジー532』では脚本も手掛ける。
https://www.kviff.com/en/programme/film/297517-eat-sleep-die/
https://en.wikipedia.org/wiki/Eat_Sleep_Die
https://www.imdb.com/title/tt2085002/
https://www.sankei.com/entertainments/news/190111/ent1901110008-n1.html
監督:ガブリエラ・ピッシュレル
https://en.wikipedia.org/wiki/Gabriela_Pichler
ユーロスペース:13:50-15:34 (104分)
(13:55-15:39)
トークショー(本編上映終了後)
ガブリエラ・ピッシュレル – 映画監督-
キーナ・オーランダー – プロデューサー-
ヨハン・ルンドボルグ – 撮影監督-
トーキョーノーザンライツフェスティバル2019(2.9-2.15)
Tokyo Northern Lights Festival
https://www.jvta.net/tyo/event/2019tnlf/
イート・スリープ・ダイÄta sova dö / Eat Sleep Die
2012 年/ スウェーデン/ スウェーデン語(Swedish)、セルビア・クロアチア語(Serbo-Croatian)、セルビア語(Serbian)/
104min / 字幕:日本語・英語【With English subtitles】
父親の世話をしながら食品工場で働くラーシャは、突然解雇対象に選ばれてしまう。ゆとりがない生活の中、仕事探しの日々が始まるが…。クロアチア移民二世を主人公に据えて差別や格差問題を描き、単純化できない社会構造を浮き彫りにしていく。ネルミナ・ルカシュは、苛立ちを抱えながらも逞しく生きるラーシャを好演し、国内外で高い評価を得た。
2013 年スウェーデン・アカデミー( グルドバッゲ) 賞:作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞(ネルミナ・ルカシュ)
ジャパンプレミア 2/9 sat 13:50 2/13 wed 11:30 2/15 fri 21:10