ベテラン女優グレン・クローズが、世界的作家の夫を慎ましく支えてきた妻に扮し、夫婦の絆や人生の意味とは何かを描いたヒューマンドラマ。主人公ジョーンを演じたクローズは第91回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、クローズ自身にとって7度目のアカデミー賞候補になった。現代文学の巨匠ジョゼフがノーベル文学賞を授与されることになり、ジョゼフと妻のジョーンは息子を伴い、ノーベル賞の授賞式が行われるストックホルムを訪れる。しかし、そこでジョゼフの経歴に疑いを抱く記者ナサニエルと出会い、夫婦の秘密について問いただされる。実は若い頃から文才に恵まれていたジョーンは、あることがきっかけで作家になることをあきらめた過去があった。そしてジョゼフと結婚後、ジョーンは夫の影となり、世界的作家となる彼の成功を支えてきたのだが……。夫ジョゼフ役は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどに出演するベテラン俳優のジョナサン・プライスが務めた。
公式サイト:http://ten-tsuma.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/天才作家の妻_40年目の真実
https://www.anemo.co.jp/movienews/newmovie/ten-tsuma-10-20190118/
監督 ビョルン・ルンゲ
1961年6月21日、スウェーデン・リューセヒール生まれ。
1996年に『Harry och Sonja』の監督・脚本を務める。その後『Daybreak』(03)がベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀芸術貢献賞)とヨーロッパの最優秀映画に贈られる青い天使賞を受賞したほか、スウェーデンのアカデミー賞に当たるゴールデン・ビートル賞で最優秀監督賞と最優秀脚本賞を受賞。更に『Mouth to Mouth』(05)でゴールデン・ビートル賞の作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされたほか、ノルディック映画賞の監督賞にもノミネートされた。映画制作の他には2014年に小説「DET ALLRA ENKLASTE」を出版、さらにスウェーデンで最も有名な劇場スウェーデンシティシアターで上演される芝居の演出なども手掛けている。
横浜ブルク13:11:15-13:05 (101分)
原作 メグ・ウォリッツァー
1959年5月28日、アメリカ・ニューヨーク州生まれ。ニューヨーク・タイムズのベストセラー小説として「The Female Persuasion」、「The Interestings」、「The Uncoupling」、「The Ten–Year Nap」、「The Position」、「Sleepwalking」など次々と作品を生み出している。