アマゾン奥地、謎の未開民族「イゾラド」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/1300004/index.html
ある日、南米アマゾンの密林から二人の裸の男が現れた。文明社会と接触したことのない先住民、イゾラドだ。部族名は不明、しかも二人の話す言葉は誰にも分からない…。イゾラドという不思議な語感に誘われ、作家の沢木耕太郎氏がその最深部を紀行。森を封鎖してイゾラドを保護する男、1996年に出現した別のイゾラド部族の調査を経て、政府から「アウラとアウレ」と名付けられた謎のイゾラドと、ついに対面する…
【出演】沢木耕太郎,【語り】役所広司
https://tvtopic.goo.ne.jp/program/nhk/1009/1222003/
初回放送:2003年6月22日(日) 午前0時00分~
アマゾンの奥地には,文明社会と一度も接触した事のない先住民族が今もいて、彼らは「イゾラド」と呼ばれている。「イゾラド」の世界とはどのようなものなのか、文明社会は彼らとどう向かい合えばいいのか。作家沢木耕太郎が、密林の奥深く分け入り、思索を重ねていく。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20030622
http://nozawa22.cocolog-nifty.com/nozawa22/2008/07/nozawa22_10.html
https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/okan09
http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/52793470.html
20181216NHK総合/NHKスペシャル「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」21:10—(49分)
30年前、アマゾンの深い森からこつ然と現れた素っ裸の2人の男。ブラジル政府はアウレとアウラと名付け保護した。だが2人の言葉は未知の言語で、誰一人理解できなかった。ある言語学者が周りのものを一つ一つ指しながら30年かけて800の単語の意味を探り当てた。やがてアウレが死亡。最後の一人となったアウラの調査を続ける中で、彼が、自分たちの部族に起きた「死」について語っていることが、明らかになっていく…。
【語り】町田康
アマゾン奥深くに暮らす未知の部族「イゾラド」。中でもアウラと名付けられた男の存在は特別だった。言語も出生地も不明―。最後のひとりとなった謎の先住民の物語。
30年前、アマゾンの深い森からこつ然と現れた素っ裸の2人の男。ブラジル政府はアウレとアウラと名付け保護した。だが2人の言葉は未知の言語で、誰一人理解できなかった。
ある言語学者が周りのものを一つ一つ指しながら30年かけて800の単語の意味を探り当てた。やがてアウレが死亡。最後の一人となったアウラの調査を続ける中で、彼が、自分たちの部族に起きた「死」について語っていることが、明らかになっていく…。
番組スタッフから
――ある民族の最後のひとりになる。しかも、他の民族には自分の言葉は一切通じない。我が身に置き換えれば、最後の日本人となってしまい、他の(民族の)人とはコミュニケーションがまるで取れない、という状態です。そんな境遇で生きることを想像できるでしょうか。この番組は、<“たったひとり”で、自分以外はみな未知>という過酷な環境で生きる、いや、生きねばならなかった「イゾラド」の30年の記録です。
イゾラドとは文明社会と接触したことのないアマゾンの先住民をいいます。アウラが忽然と現れた1987年以降、イゾラドの出現は数回確認されていますが、言語が全く未知のイゾラドはアウラ(話す言葉の語感からブラジル政府がそう命名した)だけで、政府は彼を「絶滅した未知の部族の最後の生き残りである」と結論づけています。
こちら側の世界に出てきてしまってからも、アウラの苦難は続きました。アウラの意思とは関係なく、政府は彼を「隔離」「保護」することにしたからです。施設に収容すれば脱走を繰り返し、他の部族と同居させれば些細な諍いから殺傷事件を起こしてしまう……まさに、「文明」と馴染むことを拒絶して生きてきた30年でした。
ですが、たった一人だけ、アウラが心を許す「文明」側の人間がいました。言語学者のノルバウです。ノルバウはアウラの小屋に同居し(そんなことをする者は彼だけでした)、近くにあるモノを一つ一つ指さしながら、アウラが喋る単語を集めていきました。30年でその数、800余り。他の仲間はどうしてしまったのか。部族に何が起きたのか。今ようやく、未知の民族にまつわる、おぼろげな輪郭が浮かび上がってきたのです。
番組のナレーションは芥川賞作家でミュージシャンの町田康さんが引き受けてくれました。最初の試写をしたとき、町田さんがこう言いました。「暴力的なまでに思考することを強要する番組である」、と。大変嬉しい一言でしたが、町田さんの言葉の通り、親切な番組ではありません。想像しながら見ていかないと、ついていけないかもしれません。かくいう私も、アウラの心中はよく分かりません。ですが、アウラの絶望的な孤独を少しでも理解したかったのです。「分からないこと」に微かな接線を引くことだけを考え、この番組を作りました。
担当ディレクター 国分拓(大型企画開発センター)
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586087/index.html
20181216NHK総合/NHKスペシャル選 「大アマゾン最後の秘境(4)最後のイゾラド森の果て未知の人々」16:45-(50分)
第50回 アメリカ国際フィルム・ビデオ祭 シルバー・スクリーン賞 受賞
アマゾンの奥地に未知の世界を追うNHKスペシャル・シリーズ「大アマゾン・最後の秘境」。最終回はジャングルの果て、ブラジル・ペルー国境の森に生きるという、文明と接触したことのない先住民「イゾラド」を追う。近年、噂や伝説にすぎなかった“素っ裸の人間たち”の目撃例が急増。周辺の村では、弓矢で襲われ命の危険にさらされた者も。取材班は、イゾラドの出現が相次ぐ森の奥へと潜入。カメラはついにその姿をとらえた!
【語り】松田龍平
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/1300016/index.html
http://news.livedoor.com/article/detail/15268069/