予告編
経済発展に向けて社会が激変した1990年代後半の中国を舞台に、殺人事件の捜査に取り憑かれた男の運命を描いたサスペンスノワール。小さな町の古い国営工場で警備員を務めるユィ・グオウェイは、泥棒検挙で実績をあげ得意になっていた。ある日、近所で若い女性を狙った連続殺人事件が発生。刑事に憧れるグオウェイは勝手に捜査を進め、犠牲者のひとりに似た女性に出会い接近するが……。テレビドラマ「項羽と劉邦」のドアン・イーホンが主演を務め、「修羅の剣士」のジャン・イーイェンが物語の鍵を握るヒロイン役を演じた。2017年・第30回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀男優賞(ドアン・イーホン)と最優秀芸術貢献賞を受賞した。
1997年。中国の小さな町の古い国営製鋼所で保安部の警備員をしているユィ・グオウェイ(ドアン・イーホン)は、近所で起きている若い女性の連続殺人事件の捜査に、刑事気取りで首を突っ込み始める。警部から捜査情報を手にいれたユィは、自ら犯人を捕まえようと奔走し、死体が発見される度に事件に執着していく。 ある日、恋人のイェンズ(ジャン・イーイェン)が犠牲者に似ていることを知ったユィの行動によって、事態は思わぬ方向に進んでいく…。果たして、ユィに待ち受ける想像を絶する運命とはー。
公式サイト:http://semarikuru.com
http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=15
監督/脚本
ドン・ユエ(董越)Dong Yue
1976年
中国・威海省生まれ。北京電影学院を卒業し、写真撮影の修士号を取得。数本の映画のスチールを担当した後、広告映像の監督に転じる。 自身で脚本を担当した初の長編劇映画である本作は、2017年の東京国際映画祭で最優秀男優賞、最優秀芸術貢献賞をW受賞したほか、2018年の アジア・フィルム・アワードでは、新人監督賞を受賞するなど、その類稀なる才能は国内外で高い評価を得た。
「ドン・ユエ (董越) 監督インタビュー」
https://www.huffingtonpost.jp/hotaka-sugimoto/semarikuru-movie_a_23626299/
「監督インタビュー」
http://www.webdice.jp/dice/detail/5733/
「ドン・ユエ監督インタビュー」
新宿武蔵野館:14:50-17:00 (119分)