主演ベル・パウリー コメント付き本予告
主人公キャリーを演じたベル・パウリーの魅力
ハーバード大卒の天才ながらコミュニケーション能力がゼロというヒロインの心の成長を描く。ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリーはIQ185でハーバード大学を飛び級で卒業した超エリート。しかし、コミュニケーション能力に欠け、屈折した性格の彼女は、友だちも仕事も持たずに暮らし、唯一の話し相手はセラピストのペトロフだけだった。ペトロフはキャリーにリストを渡し、そこの書かれた6つの仮題を1カ月でクリアするように指示を出す。半信半疑ながらも、それらを実行していくキャリーは課題を通して、自分自身の変化に気づいていく。キャリー役を「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」「ミニー・ゲッツの秘密」のベル・パウリ―が演じる。監督はプロデューサーとして「さよなら、僕らの夏」などを手がけ、本作が長編初監督作品となるスーザン・ジョンソン。
ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリー(ベル・パウリ―)はIQ185、ハーバード大学を飛び級で卒業した天才だが、友達も仕事も持たず、読書ばかりしている【コミュ力】ゼロの屈折女子。話し相手はセラピストのペトロフ(ネイサン・レイン)だけ。ある日彼はキャリーにリストを渡し、そこに書かれた6つの課題をクリアするように告げる。「何のために?」「それで問題はすべて解決するの?」半信半疑ながらも、まずは金魚を2匹飼い始め、昔好きだったチェリーソーダを飲み、新聞の出会い広告でデート相手を探し…と1つずつ項目を実行していくキャリー。そして、人と関わり打ち解けたり傷ついたりする中で、徐々に自分の変化に気づいていく。キャリーは果たしてリストを全てクリアして、幸せを手にすることができるのか――?
公式サイト:http://my-precious-list.jp
https://en.wikipedia.org/wiki/Carrie_Pilby_(film)
http://carriepilbythemovie.com
(キャリー・ピルビー)ベル・パウリー BEL POWLEY
1992年3月7日、イギリス・ロンドン生まれ。2007年、イギリスのTVシリーズ「The Whistleblowers」でデビュー。2015年、主演を果たした『ミニー・ゲッツの秘密』(15)がサンダンス映画祭やベルリン国際映画祭などで栄誉ある賞を受賞、パウリー自身も第25回ゴッサム・インディペンデント映画賞の女優賞に輝いた他、インディペンデント・スピリット賞、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム賞など数多くの賞にノミネートされる。 2016年には英国アカデミー賞でライジング・スター賞にノミネートされるなど、今最も注目されている若手俳優の1人。その他の主な出演作は、クリステン・スチュワート共演の『ロスト・エモーション』(15)など。今後の出演作としては、エル・ファニング共演の『Mary Shelley』(17)、リヴ・タイラー共演の『Wildling』(18)などが控えている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベル・パウリー
https://en.wikipedia.org/wiki/Bel_Powley
監督・プロデューサー スーザン・ジョンソン / Susan Johnson
1970年12月18日、アメリカ・アリゾナ州生まれ。ミュージックビデオの監督を経て、『さよなら、僕らの夏』(04)をプロデューサーとして手掛ける。本作が長編映画初監督作品。次回作として『To All Boys I’ve Loved Before』(18)がある。
新宿ピカデリー:14:25-16:15 (98分)
原作 カレン・リスナー / Caren Lissner
アメリカ・ニュージャージー州生まれ。小説家、エッセイスト、新聞記者として活躍。原作「Carrie Pilby」は2003年に出版された後、2010年にハーレクイン・ティーンレーベルから再版され大ヒット。現在はフランス、ドイツ、スペイン、アルゼンチン、メキシコ、オーストラリア、ポーランド、インドネシア、イタリア、イギリスなど世界中で読まれている。
https://www.amazon.com/Carrie-Pilby-hilarious-charming-story/dp/0373210108
https://en.wikipedia.org/wiki/Caren_Lissner
https://en.wikipedia.org/wiki/Carrie_Pilby
- List 10 things you love (and DO THEM!)
- Join a club (and TALK TO PEOPLE!)
- Go on a date (with someone you actually LIKE!)
- Tell someone you care (your therapist doesn’t count!)
- Celebrate New Year’s (with OTHER PEOPLE!)
この映画の原作は、カレン・リスナーが2003年に発表したヤングアダルト小説がもとになっている。
当時は、映画『ブリジット・ジョーンズの日記』に出てくるような等身大の独身女性を描いた小説が求められていた時期でもあり、「CarriePilby(キャリー・ピルビー)」も注目を浴びた。現在は82千部を超え、アメリカだけでなくフランス、ドイツ、スペイン、アルゼンチン、メキシコ、オーストラリア、ポーランド、インドネシア、イタリア、イギリスで発売されている。
スーザン・ジョンソン監督がこの小説と出会ったのは2013年。プロデューサーのスザンヌ・ファーウェルと一緒に製作する映画の題材を探していた時だった。ファーウェルは『恋愛適齢期』や『ホリデイ』、『恋するベーカリー』、『マイ・インターン』のプロデューサーのひとりであり、彼女は10年以上前に読んで惚れ込んでいた「キャリー・ピルビー」を思い出し、ジョンソン監督に小説を送る。2人はこの小説の映画化に意気投合し、映画化権の獲得のためお互い自己資金をかき集めた。権利を獲得すると、ジョンソンとファーウェルは友人で元同僚のスーザン・カートソニスを誘い、共同プロデューサーとしてチームに迎え入れる。彼女は『ハート・オブ・ウーマン』や『幸せのレシピ』、『THE DUFF/ダメ・ガールが最高の彼女になる方法』などヒット作品を制作した経歴の持ち主で、映画製作会社の重役を10年務めている。
監督と2人のプロデューサーの名前が全員スーザン(※スザンヌはヨーロッパでの呼ばれ方)であることも運命的で、3人のスーザンによって企画は進んでいった。また、彼女たちがストーリーを託したのも女性脚本家だ。『プライドと偏見』などに出演し、女優としても活躍するカーラ・ホールデンだった。
こうして女性が作る女性のための映画『マイ・プレシャス・リスト』が誕生した。