予告編
大好きな『スター・トレック』の脚本コンテストのためにハリウッドを目指す、自閉症のウェンディ。初めての一人旅には、誰にも明かしていないホントの目的が秘められていた―
主人公・ウェンディに扮するのは、『I am Sam アイ・アム・サム』や『宇宙戦争』で天才子役の代名詞となったダコタ・ファニング。他人とのコミュニケーションがうまくとれず、バスのチケット1枚を買うのにも苦労するが、伏せた瞳の奥に機知に富んだ独創的な作家の“魂”を宿すウェンディを、愛すべきキャラクターに作り上げた。大人の女優になったダコタのセカンドステージの、間違いなく代表作となるだろう。
『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディの趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。自閉症を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉・オードリーと離れて暮らし、ソーシャルワーカーのスコッティの協力を得てアルバイトも始めた。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、もう郵送では締切に間に合わないと気付き、愛犬ピートと一緒にハリウッドまで数百キロの旅に出ることを決意する。500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて―
ダコタ・ファニングが自閉症を抱える少女を演じ、ある思いを胸に500ページの脚本を届けるためハリウッドを目指す旅の中で、少しずつ変わっていく少女の姿を描いたハートフルストーリー。自閉症のウェンディは「スター・トレック」が大好きで、自分なりの「スター・トレック」の脚本を書くことが趣味だった。ある日、「スター・トレック」の脚本コンテストが開かれることを知った彼女は、渾身の一作を書き上げる。しかし、郵送では締め切りに間に合わないことに気づき、愛犬ビートとともにハリウッドを目指して旅に出る。ダコタ・ファニングが主人公ウェンディを演じ、ウェンディを支えるソーシャルワーカーのスコッティ役でトニ・コレット、ウェンディを案じながらも訳あって離れて暮らしている姉オードリー役でアリス・イブが共演。監督は「セッションズ」のベン・リューイン。
公式サイト:http://500page-yume.com
https://www.pleasestandbyfilm.com
https://ja.wikipedia.org/wiki/500ページの夢の束
ベン・リューイン(監督)BEN LEWIN
1946年、ポーランド生まれ。
3歳の時、家族でオーストラリアへ移住。刑事弁護士となるが、イギリスのナショナル・フィルム・スクールの奨学金を得て、映画の道へ方向転換する。卒業後、BBCでディレクターとして働いた後、テムズ/グラナダ/チャンネル4のドキュメンタリーや時事番組を担当するようになった。「ITV Playhouse」(67~)の1エピソード「THE CASE OF CRUELTY TO PRAWNS」(79)の脚本と監督を務め、メルボルン国際映画祭で最優秀テレビ映画賞を受賞し注目される。その後、ボブ・ホスキンス主演のTV映画『デュネラ・スキャンダル』(85)で多数の賞を受賞し、TV映画『Matter of Convenience』(87)でオーストラリア映画協会賞(AFI)最優秀テレビ映画賞を受賞、ジュディ・デイヴィス主演の『Georgia』(88)ではAFI8部門にノミネートされる。アメリカに進出してからは、『美女と時計とアブナイお願い』(92)、『Hollywood Gold』(03)、TVシリーズ「アリーmy Love」(99)など人気シリーズのエピソードを監督。前作『セッションズ』では、障害者の性を語るというタブーを爽快に破り、サンダンス映画祭の観客賞と審査員特別賞をダブル受賞するなど、数々の国際的な賞に輝いた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベン・リューイン
『セッションズ』
https://ja.wikipedia.org/wiki/セッションズ_(映画)
ダコタ・ファニング(ウェンディ)
1994年、アメリカ・ジョージア州コンヤーズ生まれ。5歳のときにコマーシャルに出演し、演技キャリアをスタート。映画デビュー作『I am Sam アイ・アム・サム』(01)で放送映画批評家協会賞の最優秀若手俳優賞を受賞し、史上最年少で全米映画俳優組合(SAG)賞にノミネートされる。その後、『マイ・ボディガード』(04)で放送映画批評家協会賞にノミネートされ、『宇宙戦争』(05)で2度目の同賞受賞を果たす。貧困や自然災害に影響を受ける家族や子供たちのために活動するセーブ・ザ・チルドレンの芸術大使を務めている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダコタ・ファニング
J&B:14:45-16:15 (93分)