予告編
本編映像
1953年の旧ソ連を舞台に、独裁者スターリンの死によって巻き起こった政権内部の争いを辛辣かつコミカルに描き、ロシアで上映禁止となって話題を集めたブラックコメディ。
“粛清”という名の大量虐殺による恐怖で国を支配した独裁者スターリン急死。次期<最高権力>の座を狙って色めきたつ、フルシチョフやマレンコフ、ベリヤら側近たち。
「驚くことに、ほとんどが事実」というフランスのベストセラーを映画化した。
公式サイト:http://gaga.ne.jp/stalin/
https://ja.wikipedia.org/wiki/スターリンの葬送狂騒曲
http://shinjuku.musashino-k.jp/movies/6878/
アーマンド・イアヌッチ監督ARMANDO IANNUCCI
1963年、スコットランド生まれ。監督、脚本家として活躍。TVシリーズ「官僚天国!~今日もツジツマ合わせマス~」(05~12)で英国アカデミー賞を受賞し、イギリスの無能な大臣の失言から始まる大混乱を追った『In the Loop』(09)ではアカデミー賞R脚色賞と英国アカデミー賞にノミネートされ、アメリカの女性副大統領の悪戦苦闘を描いたTVシリーズ「Veep/ヴィープ」(12~17)でエミー賞を受賞するなど、辛口政治コメディを描く手腕を高く評価されている。本作でも、英国アカデミー賞脚色賞にノミネートされた。新作は、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショー出演の『The Personal History of David Copperfield』。
新宿武蔵野館:16:45-18:40 (107分)
「スターリン(独裁者)の死」後ではなく、「独裁者」の現役の日本では、この映画はブラック・コメディに昇華せず、ブラック・現実なのである。
原作コミック「スターリンの葬送狂騒曲」小学館集英社プロダクション2018/7/19
(ファビアン・ニュリ(作)、ティエリ・ロバン(画)訳者:大西愛子)
http://books.shopro.co.jp/?contents=9784796877343
フランスのグラフィックノベル『La mort de Staline』