予告編
映画「6才のボクが、大人になるまで。」チームが贈る、”50才のスタンド・バイ・ミー” 妻に先立たれ、息子が戦死した父。耐えきれない悲しみの中で、息子を故郷に連れ帰る旅に誘ったのは、30年前の事件をきっかけに音信不通になっていた、かつての親友たちだった。
かつてベトナム戦争に従軍し、痛みを分かち合った気の置けない仲間たち。30年前に起きた事件をきっかけに大きく人生が変わった三人。すっかり酸いも甘いも噛み分けた大人となり、それぞれの道を歩む旧友にして悪友の三人組は、仲間に起きた悲劇をきっかけに、海の向こうでイラク戦争が行われている時代に30年ぶりの再会を果たし、親友の息子の遺体を連れ帰る旅に出る――。
ふたつの戦争で刻まれた喪失感。しかし心の殻を一枚ずつ剥いでくれる仲間との旅が、30年前の“ある事件”によって傷つけられた心を再生させ、再び人生が輝き出す姿が描かれる。
『6才のボクが、大人になるまで。』で世界中の賞を席巻した名匠、リチャード・リンクレイター監督が贈る感動のロードムービーが誕生した。
公式サイト:http://30years-dousoukai.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/30年後の同窓会
監督:リチャード・リンクレイター
988年に監督デビューし、2作目「Slacker(原題)」(91)がサンダンス映画祭で絶賛され注目を浴びる。続く「バッド・チューニング」(93)が米国内で大ヒット、イーサン・ホーク&ジュリー・デルピーを主演に迎えた「恋人までの距離(ディスタンス)」(95)ではベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞し、米インディペンデント界を代表する存在になる。初のメジャー作品「ニュートン・ボーイズ」(98)に続き、ジャック・ブラックを主演に迎えた「スクール・オブ・ロック」(03)が大ヒットを記録した。再びインディペンデント界に戻って「恋人までの距離(ディスタンス)」の続編「ビフォア・サンセット」(04)と第3弾「ビフォア・ミッドナイト」(13)のメガホンをとり、両作でホークとデルピーとともにアカデミー脚色賞にノミネートされた。キャストたちが12年にわたりひとつのキャラクターを演じ続けた「6才のボクが、大人になるまで。」(14)では、ベルリン国際映画祭の最優秀監督賞(銀熊賞)を受賞。アカデミー賞では、作品賞と監督賞に初ノミネートを果たし、脚本賞の候補にもなった。その他の監督作に、実写映像をデジタル・ペインティング加工した「ウェイキング・ライフ」(01)、「スキャナー・ダークリー」(06)といった実験的な作品や、再びブラックと組んだ「バーニー みんなが愛した殺人者」(11)などがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/リチャード・リンクレイター
原作:ダリル・ポニックサンの小説『Last Flag Flying』2005.
アメリカン・ニューシネマの傑作『さらば冬のかもめ』(73年)の原作小説でも知られるベテラン作家。
https://ja.wikipedia.org/wiki/さらば冬のかもめ
The Last Detail
横浜ブルク13: 18:25-20:40 (125分)
AFS=Austin Film Society (オースティン・フィルム・ソサイエティ)
「オースティン・フィルム・ソサエティ」は、リンクレイター監督が地元テキサス州に1985年に創設した非営利団体。スタジオの運営や映画製作への助成などを行い、インディペンデントの映画作家を支援。リンクレイター監督は芸術監督も務めている。
AFSは1985年に映画監督のリチャード・リンクレイター、撮影監督のリー・ダニエル、「サウス・バイ・サウスウエスト」(毎年オースティンで開催されている音楽祭&映画祭)の創始者のひとりであるルイス・ブラックらによって設立された非営利団体で、映画の上映活動、地元の映画作家たちへの助成、映画スタジオ(オースティン・スタジオ)の運営などを行っています。もともとはリンクレイターらが自分たちが観たい映画を上映しようという動機で始まったAFSは、数々の特集上映、レトロスぺクティブなどを企画しながら、これまでに約2000本以上の作品を上映してきたといいます。例えばクエンティン・タランティーノがプログラミングを担当し、自身が所有するフィルムを上映した「QT-Fest」(クエンティン・タランティーノ映画祭)などもAFSが主催して実現したものです。
Founded in 1985 by filmmaker Richard Linklater, the Austin Film Society’s mission is to empower our community to make, watch, and love film and creative media. AFS curates and screens hundreds of repertory, international and arthouse films annually at the AFS Cinema; delivers financial support to Texas filmmakers through the AFS Grant; operates Austin Studios, a 20-acre production facility, and Austin Public, a space for our city’s diverse mediamakers to train and collaborate. Through its award-winning after school classes, intern training, and the Ed Lowry Student Film program, AFS encourages media literacy and provides a place for youth of all backgrounds to learn the craft of filmmaking and gain access to tools for media production. By hosting premieres, special events, local and international industry events, and the Texas Film Awards, AFS shines the national spotlight on Texas filmmakers while connecting Austin and Texas to the wider film community. AFS is a registered 501(c)(3) non-profit organization.
https://en.wikipedia.org/wiki/Austin_Film_Society
http://www.indiewire.com/t/austin-film-society/