予告編
公式サイト:http://getty-ransom.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲティ家の身代金
原作:ノンフィクション『Painfully Rich: The Outrageous Fortunes and Misfortunes of the Heirs of J. Paul Getty』1995(原作邦題:ジョン・ピアースン(鈴木美朋訳)「ゲティ家の身代金」(ハーパーコリンズ刊)2018)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ミシェル・ウィリアムズ_(女優)
https://ja.wikipedia.org/wiki/クリストファー・プラマー
横浜ブルク13: 16:40-19:00 (133分)
1973年ゲティ3世誘拐事件(ローマ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャン・ポール・ゲティ#孫のゲティ3世誘拐事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャン・ポール・ゲティ
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・ポール・ゲティ3世
スペイシーの降板・再撮影
10月29日、ケヴィン・スペイシーが当時14歳の俳優にセクハラを行っていたとの報道が出た[14]。その後、スペイシーは謝罪文を公表したが[15][16]、その文章が原因でさらに厳しく批判されることとなった[17]。こうした事態を受けて、トライスター・ピクチャーズは本作のプロモーション戦略の見直しを進めていると報じられた[18]。また、当初予定されていたスペイシーをアカデミー助演男優賞にノミネートさせるためのキャンペーンもキャンセルとなった[19]。11月8日、公開まで1ヶ月しかないにも拘わらず、スコット監督がスペイシーの出演シーンを全て撮影し直す決断を下した。興行収入や賞レースでの悪影響を回避し、それと同時に映画製作者としての道義的責任を果たすための決断であったと報じられている。スペイシーの代役にはクリストファー・プラマーが起用された[20]。
『ハリウッド・レポーター』の報道によると、スコットは最初からプラマーをジャン・ゲティ役に起用する予定だったが、スタジオが大物俳優の起用を望んだため、スペイシーにオファーが出たのだという[21]。
再撮影は11月20日から29日にかけて行われたが、ローマやヨルダンでのシーンはセットで撮影された映像をスペイシー版の映像と合成することで撮影された[2]。新しい予告編が公開されたのは撮影最終日となった29日のことであった[22]。なお、再撮影には1000万ドルが費やされた[2]。再編集は夜を徹して行われ、劇場公開版が完成したのは12月7日のことであった[23]。
プラマーは出演オファーから約1か月後にはゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネート、約2か月後にはアカデミー賞助演男優賞にノミネートされることとなった。