予告編
三船敏郎(1920-1997年)が、日本映画の黄金時代を創り出した偉大な俳優であることに異論を唱える者はいない。生涯に出演したのは約170作品。映画「用心棒」(1961年)、「赤ひげ」(1965年)では、ベネチア映画祭主演男優賞を受賞。これらの代表作は、黒澤明監督との出会いから生まれ、世界中の人々の心を掴んだ。
本作では、黒澤明監督の「羅生門」(1950年)、「七人の侍」(1954年)「蜘蛛巣城」(1957年)』、「用心棒」(1961年)、「赤ひげ」(1965年)、稲垣浩監督の「宮本武蔵」など、全盛期の三船敏郎が出演した重要な作品に焦点を当て、記録映像や家族、俳優仲間、スタッフ、監督、映画評論家などのインタビューをもとに、”サムライ映画の進化”を加速させた三船の役割、そして彼の人生をドキュメンタリーとして描く。
公式サイト:http://mifune-samurai.com
https://en.wikipedia.org/wiki/Mifune:_The_Last_Samurai
http://s.mxtv.jp/company/press/pdf/press2015_440001.pdf
監督・編集:スティーヴン・オカザキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/スティーヴン・オカザキ
監督は、日系三世のスティーヴン・オカザキ。アカデミー賞候補4回。1991年には、ドキュメンタリー「収容所の長い日々/日系人と結婚した白人女性」でアカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞を受賞。2008年、HBOテレビで放映されたドキュメンタリー「ヒロシマナガサキ」ではエミー賞を受賞した。プロデューサーは、2008年に「おくりびと」(滝田洋二郎監督)でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した中沢敏明。また、三船敏郎の孫、三船力也もコンサルティング・プロデューサーとして製作に携わっている。
『収容所の長い日々/日系人と結婚した白人女性』(Days of Waiting: The Life & Art of Estelle Ishigo)
『ヒロシマナガサキ』
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒロシマナガサキ
http://www.zaziefilms.com/hiroshimanagasaki/
STEVEN OKAZAKI
1952年生まれ。
1976年に映画を撮り始め、数え切れないほどのドキュメンタリー映画製作に携わっている。『収容所の長い日々/日系人と結婚した白人女性』(Days of Waiting、1991年) はアカデミー短編ドキュメンタリー映画賞を受賞、『ヒロシマナガサキ』(White Light / Black Rain、2007年)はエミー賞を受賞した。日系人の強制収容を扱った『Unfinished Business』(1985年)、原爆投下から60年後の広島を描いた『マッシュルーム・クラブ』( The Mushroom Club 、2006年)は、ともにアカデミー賞にノミネートされている。
横浜シネマリン:15:20-16:45 (80分)
https://ja.wikipedia.org/wiki/三船敏郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/黒澤明
(1971年(昭和46年)12月22日、自殺未遂事件を起こす)
https://natalie.mu/eiga/news/276218
「三船敏郎を町山智浩と春日太一が語る」