予告編
中国返還に揺れる香港の街を舞台に、社会の底辺で生きる若者たちの姿をリアルかつスタイリッシュに描き、香港で社会現象を巻き起こした青春ドラマ。
公式サイト:http://mihk.united-ent.com
http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=149
https://www.weblio.jp/content/メイド・イン・ホンコン
http://www.unitedcinemas.jp/yebisu/film.php?movie=6490
フルーツ・チャン(陳果)監督
「香港返還三部作」:『花火降る夏』(98年)、『リトル・チュン』(00年)
1959年4月15日生まれ。中国・広東省出身。81年から香港フィルムカルチャーセンターで映画を学び、84年にゴールデンハーべスト社に入社し、多くの作品で助監督や製作コーディネーターを務める。91年の『大閙廣昌隆/Finale in Blood(日本未公開)』に続く、監督2作目『メイド・イン・ホンコン/香港製造』は当初、一般公開のメドがつかなかったが、ロカルノやナントなど国際映画祭での高評価が後押しに。結果、第17回香港電影金像奨で、最優秀作品・監督・新人賞の3部門を受賞する。「香港返還三部作」後は、「娼婦三部作」となる『ドリアンドリアン』(00年)、『ハリウッド★ホンコン』(01年)、『トイレはどこですか?』(02年)のほか、『美しい夜、残酷な朝』のエピソード『香港篇:dumplings』(04年)や『ミッドナイト・アフター』(14年)などを発表。10年に中田秀夫監督作『女優霊』のリメイク、『THE JOYUREI 女優霊』でハリウッド進出した彼の最新作は、マックス・チャン主演のアクション『九龍不敗/The Invincible Dragon(日本未公開)』(18年)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フルーツ・チャン
少女ペン (Neiky Yimネイキー・イム)
1981年2月27日生まれ。ベルギー出身。劇中同様、母親と公団暮らしだった15歳のときにフルーツ・チャン監督にスカウトされ、本作『メイド・イン・ホンコン/香港製造』で女優デビュー。初めての演技にも関わらず、素晴らしい演技力で注目を集めるものの、その後の出演オファーをすべて断り、服飾関係の道に進んだ。ただ、『リトル・チュン』(00年)では、サムとともにペン役でゲスト出演している。今回の「4Kレストア・デジタルリマスター版」公開にあたり、久々にマスコミの前に姿を現した。
香港電影金像奨(アカデミー賞)グランプリ・監督賞・新人俳優賞
YEBISU GARDEN CINEMA:17:00-19:00 (108分)
4Kレストア・デジタルリマスター版
譲り受けた4万フィートの期限切れの35mmフィルム
1984年「中英連合声明」
1997年7月1日に英国は香港の主権を中国(中華人民共和国)に返還。
香港は中国の「特別行政区」に。(香港特別行政区政府の成立)
2047年まで中国は香港において「社会主義政策」を実施しない約束。
中国人民解放軍駐香港部隊の駐屯。
1986年 『男たちの挽歌』ジョン・ウー監督(香港ノワール(英雄片)ブーム)
1988年 『いますぐ抱きしめたい』ウォン・カーウァイ監督デビュー
1995年 『恋する惑星』ウォン・カーウァイ監督
1996年 『ラブソング』(ピーター・チャン監督)
江湖片(ヤクザ映画)ブーム
『欲望の街/古惑仔』シリーズ(アンドリュー・ラウ監督)
1997年 2月『キッチン』イム・ホー監督
5月『ブエノスアイレス』ウォン・カーウァイ監督
『宗家の三姉妹』メイベル・チャン監督
7.1香港返還
10月『香港製造』