予告編
ミュンヘンの高級住宅地に暮らすハルトマン一家は裕福な4人家族。最近、教師を引退した妻アンジェリカは、医師の夫リチャードの意志に反して、家に難民を受け入れることに決める。かくして、ハルトマン家へやって来た難民申請中のナイジェリア青年ディアロ。彼はすぐに家族と仲良くなるが、一家と共に偏見やテロの嫌疑など思わぬ試練に直面することに。積極的な難民受け入れ国であるドイツを舞台に、人と人との絆を描く笑いと涙の感動作。
公式サイト:http://www.cetera.co.jp/welcome/
監督:サイモン・バーホーベン
1972年6月20日、ドイツのミュンヘン生まれ。父親は映画監督ミヒャエル・バーホーベン。母親は女優センタ・バーガー。13歳の時に初めてシナリオを書き、高校の演劇部で上演。高校卒業後はニューヨークのリー・ストラスバーグ演劇学校を経て、ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・アートで文学士号を取得し卒業。ショートフィルム“Nice meeting you”(2000)は大学の映画祭でルー・ワッサーマン賞を受賞した。“Vino Santo”(98)などのTV映画やミュージックビデオで監督を務めると同時に、“Bride of the Wind”(01)などで俳優としても多くの映画に出演。初の劇場公開作となる風刺コメディ映画“100 Pro”(01)を監督し、09年には“Men in the City(Männerherzen)”が大ヒット。ジュピター賞、ババリアン映画賞最優秀脚本賞を受賞した。また同作の劇中歌としてサイモン自らが書き下ろした風刺的な楽曲‟Alle kinder dieser Erde”はyoutubeで空前のヒットに。『デッド・フレンド・リクエスト』(14)では国際色豊かなキャストを揃え、インターネット上の仮想空間を舞台にしたホラースリラーを監督。これまでと全く異なったジャンルを切り開き、今後さらなる活躍が期待される。
J&B: 11:15-13:20 (116分)
国連UNHCR難民映画祭2017 Refugee Film Festival
http://unhcr.refugeefilm.org/2017/movies_detail/movie_i/