予告編
Zen for Nothing ( Zen ist… ) – Dokumentarfilm
高校のサークルで坐禅と出会って禅僧を目指し、長い修行を続けてきたネルケ無方氏。彼が住職を務める兵庫県の山間に位置する曹洞宗の修行道場・安泰寺に、女優のザビーネ・ティモテオが修行のためにやってくる。毎朝3時45分に起床しては、禅堂の白い壁を前にして坐禅を組むサビーネは世界各国から集まってきた若者たちと一緒に、作務としての掃除、農業、林業、薪割り、建物の修復をこなす。冬になると雪かきをしなくてはならないが、坐禅は休まずに続けられる。
公式ホームページ:http://www.zenfornothing.net
http://silentvoice.or.jp/works/zenfornothing/
監督:ヴェルナー・ペンツェル(Werner Penzel)+茂木綾子
「ステップ・アクロス・ザ・ボーダー」
『幸福は日々の中に。』
https://ja.wikipedia.org/wiki/ノマド村
「安泰寺」:兵庫県の曹洞宗の禅道場
http://antaiji.org/ja/zen-for-nothing/
http://silentvoice.or.jp/works/zenfornothing/
住職(堂頭):禅僧「ネルケ無方」(ドイツ人)
ネルケ無方は安泰寺の堂頭(住職)です。
堂頭は1968年のドイツ生まれです。16才の時、高校のサークルで坐禅と出合い、将来禅僧になることを夢見始めました。その準備のために大学で哲学と日本学を専攻し、在学中に一年間日本で留学しました。その時初めて安泰寺に上山し、半年間の修行体験を得ます。帰国後に大学を修士課程で卒業し、再び安泰寺に入門。1993年、八代目の堂頭である宮浦信雄老師の弟子となります。
まず2年間、雲水として安泰寺で修行してから、1995年から京都の東福寺と小浜の発心寺と言った専門僧堂にもそれぞれ一年間掛搭します。1997年は安泰寺に帰山し、さらに4年間のあいだ師匠のもとで修行してから法を嗣ぎます。
33才のとき、独立した禅道場を開くために、下山して大阪城公園で「流転会」と称してホームレス雲水生活を開始します。その6ヶ月後、2002年の2月に師匠の訃報を聞き、テントをたたみ山に戻ります。大阪で知り合った女性と結婚をし、3人の子供の父親でもあります。
安泰寺では雲水とともに生活をしながら、国の内外の参禅者の指導をしています。また講演活動も行っており、2011年の「迷える者の禅修行」をはじめ、多くの著書を世に問うています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ネルケ無方
『迷える者の禅修行 ドイツ人住職が見た日本仏教』(新潮新書、2011年)
五代目住職:澤木興道老師(伝説的禅僧)昭和を代表する日本の曹洞宗の僧侶
(1880年 – 1965年)『澤木興道全集』(全18巻・別巻1、大法輪閣、1966年)
http://antaiji.org/ja/services/「他人の目がすごく気になるあなたへ」-澤木興道/
“Whatever You May Think—It’s Gone Already”
https://ja.wikipedia.org/wiki/澤木興道
「何にもならんもののためにただ坐る」という只管打坐
スタンフォード大学・曹洞禅センター
駒澤大学・禅文化博物館
修行:スイス女優:サビーネ・ティモテオSabine Timoteo, 1975年生。
(2013秋-2014春)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ザビーネ・ティモテオ
座禅・修行・托鉢
ポレポレ東中野:18:00-19:40 (100分)