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本編映像第3弾
Press Conference Highlights | Berlinale 2017
「天の茶助」のSABU監督が、「レッドクリフ」「グランドスター」などで知られる台湾の人気実力派俳優チャン・チェンを主演に迎え、日本で逃亡生活を送ることになってしまった台湾マフィアの青年が、逃げ延びた町の人々との交流を通して徐々に人間らしさを取り戻していく姿を描いた。ナイフの達人で殺し屋を生業としているロンは、東京・六本木にいる台湾マフィアを殺す仕事を請け負うが失敗し、北関東のとある田舎町へと逃れてくる。日本語がまったくわからない中、心を閉ざした少年ジュンやジュンの母で台湾人のリリーと出会ったロンは、世話好きな住民たちの人情に触れ、やがて牛肉麺(ニュウロウミェン)の屋台で働くことに。屋台は思いがけず繁盛するが、そこにヤクザの手が迫ってくる。
公式サイト:https://mr-long.jp
監督・脚本 SABU
1964年11月18日生まれ。和歌山県出身。大阪のデザイン専門学校でファッション・デザインを学ぶ傍ら、パンク・バンドでの音楽活動を行う。卒業後、ミュージシャンを目指して東京へ上京するも、所属事務所の意向もあって俳優の道へ転身。オーディションを重ねていく中、1986年に『そろばんずく』(森田芳光監督)で俳優デビュー。『ワールド・アパートメント・ホラー』(1991年/大友克洋監督)では初の映画主演を果たすだけでなく、第13回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞に輝いた。その活躍の一方で、乱作される低予算作品への内容的不満が徐々に募り、試しに自ら脚本を書いてみたところ、知り合いのプロデューサーにこれが評価され、加えて同作品での監督デビューを打診される。
このようにして生まれた初監督映画『弾丸ランナー』(1996年)はベルリン映画祭パノラマ部門への出品、及び第18回ヨコハマ映画祭での新人監督賞受賞という快挙をいきなり成し遂げ、気鋭の映像作家「SABU」の存在を国内外に一躍アピールすることになった。以後も、笑いを絶妙に織り交ぜたエンタテインメント作品を中心に、映像分野でのたゆまぬ創作活動を続けている。『天の茶助』(2015年)では映画化企画に先駆けて原作を執筆し、小説家デビューも飾った。
https://ja.wikipedia.org/wiki/SABU_(映画監督)
「インタビュー」
https://www.goethe.de/ins/jp/ja/kul/sup/b17/20934950.html
ミスター・ロン役/チャン・チェン(張震)
1976年10月14日生まれ。1991年、楊徳昌(エドワード・ヤン)監督作品『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』の主役に抜擢され、俳優デビュー。その後、王家衛(ウォン・カーウァイ)、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)ら中国語圏の巨匠たちの作品に次々と起用され、国際的に知られるアジア・スターの一人となる。また、2000年に『グリーン・デスティニー』に出演した後は大作映画にも出演するようになり、『レッドクリフ』では呉の王・孫権を演じた。2006年『呉清源~極みの棋譜~』で第3回おおさかシネマフェスティバル外国映画部門主演男優賞を受賞。2015年『黒衣の刺客』は第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/張震_(俳優)
イレブン・ヤオ (Yi Ti Yao)(姚以緹)
新宿武蔵野館:13:45-16:00 (129分)