日本版予告
特別映像
「九月に降る風」「百日告別」のトム・リン監督が台湾の人気絵本作家ジミー・リャオの同名ベストセラーを映像化。素敵な美術品に囲まれた家に暮らす少女。しかし、美術商の両親は出張で家を留守にすることが多く、彼女はいつも孤独を感じていた。両親の離婚も秒読み状態となり、やさしいおじいちゃんも死んでしまった。ついに居場所がなくなってしまったと感じていた彼女は、スケッチブックを抱えてさまよう不思議な転校生の少年と出会う。ともに孤独を感じていた少女と少年は、この世でもっとも美しい星空を見るため一緒に家出をする。主人公の少女を「ミラクル7号」では男の子に扮した女優ジョシー・シューが演じる。
公式サイト:https://hoshizora-movie.com
トム・リン(林書宇)監督『九月に降る風』『百日告別』
1976生まれ。映画監督。世新大学で映画を学んだ後にカリフォルニア芸術大学院に留学。鄭文堂(チェン・ウェンタン)や蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)の助監督をつとめながら短編映画を製作、2005年の短編映画『海岸巡視兵(原題:海巡尖兵)』で国内の映画賞を数々受賞した。2008年初の長編映画『九月に降る風(原題:九降風)』は台北電影賞の審査員特別賞、金馬賞ではオリジナル脚本賞を受賞、日本でも東京国際映画祭で上映された後に一般公開。2011年には台湾の人気絵本作家ジミーの『星空』を映画化し、高い評価を受けた。2016年の『百日告別』は自身の喪失と再生の経験をもとに脚本を書いたももので、2015年の台北電影節のクロージング作品として上映され、金馬奨ではオリジナル脚本賞にノミネートされた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/九月に降る風
J&B:9:20-11:05 (99分)
原作:ジミー・リャオ(幾米)台湾の国民的人気絵本作家
1958年、台湾宜蘭生まれ。絵本作家。1998年に白血病を患ったことをきっかけに、絵本の創作を始める。1999年に刊行された『君のいる場所』が大ベストセラーとなり、台湾で大人の絵本ブームを巻き起こし、これまでに50を超える作品を発表。15ヶ国以上で翻訳出版されている。
邦訳に『星空』『幸せのきっぷ Kiss& Goodbye』『君といたとき、いないとき』『地下鉄』など。香港での映画化作品は『ターン・レフト、ターン・ライト(原題:向左走.向右走)』、『地下鉄(原題:地下鐵)』『恋の風景(原題:戀之風景)』。『ターン・レフト~』と『地下鉄』は共にテレビドラマ化され、音楽劇として香港と台湾で何度も舞台化されている。台湾での最新刊は『忽遠忽近』(2016年)。
「台湾映画『星空』が名作なのに日本公開に6年かかったのはナゼ?→ 「版権が行方不明」だったからと判明! 一体何があったのか詳しく聞いてみた」
https://rocketnews24.com/2017/11/29/985996/