予告編
1960年代から80年代を駆け抜けた異端のマルチクリエーター、寺山修司の知られざる真実に迫ったドキュメンタリー。83年に47歳でこの世を去った寺山は演劇、映画、文学とジャンルを超えて活躍したが、残された文献や資料の中に彼の真実を見つけるのは難しく、本当の人生は未だ謎に包まれている。「演劇による革命」を標榜した寺山の演出方法は過激なことで知られ、75年には東京都杉並区一帯の30カ所で30時間にも及ぶ市街劇「ノック」をゲリラ的に敢行して世間を驚かせた。本作では数々の証言を通し、寺山の創作や思想に影響を及ぼした過去を浮かび上がらせると共に、寺山が人生の最後に計画していた幻の市街劇の存在について明らかにしていく。
タイトル:寺山修司が作詞したアニメ「あしたのジョー」主題歌の一節
あしたはきっとなにかある あしたはどっちだ
公式サイト:http://www.planet-e.co.jp/ashitahadocchida/
http://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/1203/
https://motion-gallery.net/projects/terayama
監督:相原英雄
相原英雄 1954年生まれ。東京都出身。早稲田大学卒。
プロデューサー、監督。15歳から自主映画を製作。
現在までに映画、テレビ番組、アニメなど500本以上をプロデュース、演出した。
主な作品に、ドキュメント:「世界初公開!諜報機関KGB」「スペイン放浪の民ジプシー」「中国上海公安局」「初公開!ソビエト空軍」「ホノルル警察24時」「パリ巨大航空ショー、武器商人を追う」「エジプト大ロマン王家の秘宝」、
ドラマ:つげ義春ワールド「退屈な部屋」(第36回ギャラクシー選奨受賞)「七瀬ふたたび」アニメ:「銀河鉄道物語」
映画:「KAKASHI案山子」など多数。
https://ja.wikipedia.org/wiki/相原英雄
寺山修司
1960年代から70年代、80年代を駆け抜けた異端のマルチクリエーター。
47歳の若さで亡くなった。
その才能は、演劇、映画、写真、作詞、エッセー、短歌とあらゆるジャンルに広がり、
多くの賞を受賞し世界的に評価されたが、常に異端者のレッテルを貼られ続けた。
短歌新人賞をとるが、模倣疑惑に始まり、のぞき疑惑、市街劇での役者の逮捕事件、
著作「家出のすすめ」では、影響された多くの若者が家出し社会問題化、
赤軍との関連を疑われるなどスキャンダルにはことかかなかった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/寺山修司
イメージ・フォーラム:11:00-12:50 (100分)
寺山修司
1935年:弘前市生まれ(南部弁と津軽弁の違い)三沢と青森
1983年(47歳)死去
母ハツ(私生児)(戦後、米軍将兵のオンリーさん)
1963年:松竹の女優だった九條映子(今日子)と結婚。1970年、離婚。
https://ja.wikipedia.org/wiki/九條今日子
「佐々木英明」三沢市寺山修司記念館館長
https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/top/museum/sasakieimei.html
「寺山さんは嘘つきである。」(肯定的意味で)
寺山のドラマツルギーは、逆説的だが、今日、寺山が対抗した「権力」(体制)が十二分に駆使している。