予告編
冒頭シーン公開!
近代建築の巨匠ル・コルビュジエと、史上最高額で落札された椅子を手掛けたことでも知られるデザイナーで建築家のアイリーン・グレイ。華やかな時代に生きた2人の建築家の人生に隠されたドラマを、実際の建築や家具などをふんだんに取り入れた映像とともに描いていく。1920年代、気鋭の家具デザイナー、アイリーン・グレイは自身の別荘「E.1027」を南仏の海辺に完成させる。彼女の建築デビュー作であるその別荘は、のちに建築史に残る傑作と称されることとなるが、長い間、コルビュジエの作とされていた。その事実の裏には、光り輝く才能を発揮するアイリーンに対する、コルビュジエの嫉妬と欲望が絡まりあう、愛憎のドラマが隠されていた。アイリーンをBBCの人気ドラマ「MISTRESS ミストレス」のオーラ・ブラディ、コルビュジエを「インドシナ」のバンサン・ペレーズ、当時フランスで歌手として名をはせたマリサ・ダミアをアラニス・モリセットが演じる。
公式サイト:http://www.transformer.co.jp/m/lecorbusier.eileen/
http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/17_corbusier.html
http://cinefil.tokyo/_ct/17117087
監督・脚本 メアリー・マクガキアン
ル・シネマ:13:35-15:35(108分)
「アイリーン・グレイ孤高のデザイナー」Gray Matters (75分)
2017年10月28日(土)からBunkamuraル・シネマで公開
近代建築の巨匠ル・コルビュジエが才能をうらやんだ唯一の存在とも言われる、アイルランド出身の女性建築家アイリーン・グレイの人生を掘り下げたドキュメンタリー。ル・コルビュジエとグレイの間に隠された物語を史実に基づき映画化した「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」の製作過程において進められていたリサーチの中で、同作と並行して製作された。グレイの生い立ちから亡くなるまでを、当時の作品や関係者、研究者のインタビューなどを交えて解き明かしていく。
http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/17_graymatters.html
ピーター・アダム著/小池一子訳『アイリーン・グレイ建築家・デザイナー』みすず書房2017.11.1