予告編
オフィシャルサイト:http://handsoflove.jp
- ジュリアン・ムーア ローレル
エレン・ペイジ ステイシー
角川シネマ有楽町:15:00-16:55(103分)
2008年アカデミー賞受賞のドキュメンタリー映画『フリーヘルド』(映画祭上映題)の映画化。
ローレル・へスターとステイシー・アンドレ
https://ja.wikipedia.org/wiki/フリーヘルド
「上映後TALK04~尾辻かな子さん&山下敏雅さん●事実を積み重ね、声を挙げていけば可能性は拓ける。」
ABOUT “FREEHELD”
【名詞】:
- 自身が所有する土地や財産を自由に処分することが出来る人
- 資産と財政に対し幅広く公的権限を与えられているニュージャージー州固有の職
「フリーホルダー(Freeholder)」とは元来、入植時代に負債を持たずに自由に土地を所有していた者を指していたことに由来します。ニュージャージー州では植民地時代にこの役職が導入され、当時は負債を持たずに不動産を所有する者だけが、投票権や公職につく権利を保有していました。ニュージャージー州はアメリカの中で「フリーホルダー」という役職を今でも維持している唯一の州であり、投票で選出された州政府の委員のことを指します(日本語字幕では“郡政委員”としています)。映画の舞台となっているオーシャン郡では、住民投票で選出された5人のフリーホルダーによる委員会が立法を司っています。
2008年第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭出品
ウェイド監督が作品名を『FREEHELD』としたのは、この言葉が2つの意味で解釈出来たから。この用語は元来、入植時代に自由に不動産を保有できる人々を指したものですが、個人的な愛と自由を導くことにも等しく適用できるように感じだからだそうです。
「本来の意味で、ローレルはフリーホルダーたちによってheld(=抑えられる)されていたのよ」とウェイドは語ります。「でも同時に、ローレルはステイシーと親しい状態にheld(=維持される)されていたし、コミュニティによってheld(=守られる)されてもいた。私はFreeとHeldという言葉をつなぐそれぞれ異なったテンションに魅了されたの」。