映画『映画検閲』予告編
世界各国の映画祭で話題沸騰
80年代の美学に彩られた、かつてのビデオホラーに送る血塗りのラブレター!
サンダンス映画祭でワールドプレミア上映されるやいなや、バラエティ誌が「サンダンスのベスト作品」に挙げるなど批評家たちから大絶賛で迎えられ、
ベルリン国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭など、世界中の名だたる映画祭で喝采を浴びた狂気と戦慄のサイコスリラーがついに⽇本に上陸!
カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2024 THE FINALで『映画検閲官(仮題)』としてプレミア上映され大きな反響を呼んだ本作が、好評につき『映画検閲』として緊急拡大公開!
2024年9月6日(金)新宿シネマカリテ ほか全国順次公開
https://synca.jp/censor/
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Instagram:osorezone
監督:プラノ・ベイリー=ボンド
脚本:プラノ・ベイリー=ボンド、アンソニー・フレッチャー
出演:ニアフ・アルガー、ニコラス・バーンズ、ヴィンセント・フランクリン、マイケル・スマイリー
2021年/イギリス/英語/84分 配給:オソレゾーン
優秀な映画検閲官を闇へと引きずり込んでいく…映画『映画検閲』本編映像
1980 年代、サッチャー政権下のイギリス。暴力シーンや性描写を売りにした過激な映画「ビデオ・ナスティ」の事前検閲を行うイーニッドは、その容赦ない冷徹な審査ゆえに“リトル・ミス・パーフェクト”と呼ばれていた。イーニッドがいつも通り作品をチェックしていると、とあるホラー映画の出演者が、幼い頃に行方不明になった妹のニーナに似ていることに気付き、次第に虚構と現実の狭間へと引きずり込まれていく――。妹の不可解な失踪と未だ向き合えていないイーニッドは、真相につながるかもしれない不気味なホラー映画と、謎めいた映画監督の背後にある真実を解き明かすことを決意する。その記憶は創られたものなのか…?狂気に苛まれ自制を失うイーニッドに待ち受ける現実とは……。
劇場公開:2024年9月6日
© Censor Productions Ltd/ The British Film Institute/ Channel Four Television Corporation/ Ffilm Cymru Wales 2020, All Rights Reserved.
https://eiga.com/movie/101807/
1980年代のイギリスを舞台に、当時「ビデオ・ナスティ」と呼ばれた、低俗・暴力的との烙印を押された作品に対する検閲を題材に描いた心理ホラー。検閲のために過激な映像を見続けていた主人公が、次第に現実と妄想の境を見失っていくさまを描き、サンダンス映画祭やシッチェス・カタロニア国際映画祭など各国の映画祭で上映されて注目を集めた。
ビデオ・ナスティに対する論争が巻き起こっていた1980年代のイギリス。映画検閲官のイーニッドは、それが正しいことだと信じ、暴力的な映画の過激なシーンを容赦なくカットする毎日を送っている。その揺るぎない姿勢で周囲から「リトル・ミス・パーフェクト」と呼ばれている彼女だったが、ある時、とあるベテラン監督の旧作ホラー映画に登場するヒロインが、幼いころに行方不明になり、法的には死亡が認められた妹ニーナに似ていることに気が付き……。
主人公イーニッド役は「聖なる証」「キャッシュトラック」などにも出演しているニアフ・アルガー。これまでに短編映画を多く手がけ、長編映画はこれが初監督となるプラノ・ベイリー=ボンドが監督・脚本を務めた。「カリコレ2024/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2024」では「映画検閲官(仮題)」のタイトルで上映された。
2021年製作/84分/R15+/イギリス
原題または英題:Censor
配給:OSOREZONE
劇場公開日:2024年9月6日
公式サイト:https://synca.jp/censor/
イントロダクション

サンダンス映画祭でワールドプレミア上映されるやいなや、批評家たちから大絶賛で迎えられ、ベルリン国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭をはじめとする、世界中の名だたる映画祭で喝采を浴びた狂気と戦慄のサイコスリラーがついに⽇本に上陸する。
「いま観るべき10人の監督」(Variety)にも選ばれた気鋭の女性監督プラノ・ベイリー=ボンドの長編デビュー作となった本作。『REVENGE リベンジ』(17)、『セイント・モード/狂信』(19)、『TITANE/チタン』(21)、『ハッチング―孵化―』(22)、といった女性監督が手掛けたホラー映画が各国で大躍進を続ける中、新たな驚異の才能の出現に世界中から注目が集まっている。その卓越した演出手腕と独創的なストーリーテリングで、ダリオ・アルジェント、サム・ライミ、ルチオ・フルチらVHS全盛の時代に隆盛を極めたホラー映画へのリスペクトに溢れた、めくるめく恐怖の幻想を紡ぎ出す。
有害な映画<ビデオ・ナスティ>ムーブメントと英国政府による映像検閲・規制の激化を背景に、“社会のため”に過激なシーンをカットする映画検閲官が、暴力的な映画の世界に取り込まれていく恐怖を描く。検閲する目的は、映画に感化された鑑賞者が同じような残虐行為を行わないために、最初からカットしてしまうことだ。しかし、そもそもすべてを観る映画検閲官が、現実と創作物の区別がつかなくなったとしたら……。
“表現の自由”を盾にフェイク動画や過激なコンテンツがインターネットに溢れかえる現代社会において、本作は客観性の欠如や、正義感による断罪行為の危うさも浮き彫りにする。映像リテラシーの在り方を問う批評性と、偏執的なまでのホラー愛が融合し、エンターテインメントへと昇華した、新たな傑作サイコスリラーが誕生した。

1980年代、サッチャー政権下のイギリス。有害な映画<ビデオ・ナスティ>と呼ばれる暴力シーンや性描写を売りにした過激な映画の事前検閲を行う検閲官のイーニッドは、その容赦ない冷徹な審査ゆえに“リトル・ミス・パーフェクト”と呼ばれていた。イーニッドがいつも通り作品をチェックしていると、とあるホラー映画の出演者が、幼い頃に行方不明になった妹のニーナに似ていることに気付き、次第に虚構と現実の境界があいまいになっていく――。

プラノ・ベイリー・ボンド/監督・共同脚本
ウェールズ出身の監督・脚本家。
短編映画『NASTY』(2015)がBFIロンドン映画祭でのプレミア上映を皮切りに、世界中の100以上の映画祭で上映され多くの賞を獲得、2017年には映画界の独創的な新しい才能を支援するプログラム「BFIネットワーク@LFF 2017」にも選ばれる。
初長編映画となった『映画検閲』(2021)はサンダンス映画祭でプレミア上映され批評家たちから絶賛を博し、第71回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品されたほか、第54回シッチェス・カタロニア国際映画祭コンペティション部門出品をはじめとする各国のファンタスティック映画祭でも観客から熱狂を持って迎えられ、バラエティ誌の「いま見るべき10人の監督」や、スクリーンインターナショナル誌の「スターズ・オブ・トゥモロー」に選ばれるなど、新たな才能として世界中から注目されている。
https://eiga.com/movie/101807/interview/
ホラーファン注目の新鋭! プラノ・ベイリー=ボンド監督がデビュー作でホラーを選んだ理由

ニアフ・アルガー/イーニッド・ベインズ役
アイルランド出身の俳優。
チャンネル4とBBC製作、シェーン・メドウズ監督によるTVミニシリーズ「THE VIRTUES」(2019)で見せた演技で批評家の称賛を浴び、BAFTAが選ぶブレイクスルー・ブリッツ<有望な新人>の1人にも選ばれる。続くニック・ローランド監督の映画『CALM WITH HORSES』(2020)でコスモ・ジャーヴィス、バリー・コーガンらと共演し、英国アカデミー賞(BAFTA)で助演女優賞にノミネート、アイルランドアカデミー賞(IFTA)で最優秀助演女優賞を受賞した。その後も、リドリー・スコットが製作総指揮・監督を務めたHBO製作のドラマシリーズ「レイズド・バイ・ウルヴス/神なき惑星」(2020-2022)や、ガイ・リッチー監督の『キャッシュトラック』(2021)、セバスティアン・レリオ監督のNetflix製作『聖なる証』(2022)など話題作への出演が続いている。
kino cinema 横浜みなとみらい 12:10-13:40 (84分)
https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/810
ABOUT THE MOVIE
現実が、映画の中に、溶けていく――。 不適切なVHSホラーが引きずり込む、狂気と戦慄のサイコスリラー
1980年代、サッチャー政権下のイギリス。暴力シーンや性描写を売りにした過激な映画<ビデオ・ナスティ>の事前検閲を行うイーニッドは、その容赦ない冷徹な審査ゆえに“リトル・ミス・パーフェクト”と呼ばれていた。イーニッドがいつも通り作品をチェックしていると、とあるホラー映画の出演者が、幼い頃に行方不明になった妹のニーナに似ていることに気付き、次第に虚構と現実の狭間へと引きずり込まれていく――。 妹の不可解な失踪と未だ向き合えていないイーニッドは、真相につながるかもしれない不気味なホラー映画と、謎めいた映画監督の背後にある真実を解き明かすことを決意する。その記憶は創られたものなのか…?狂気に苛まれ自制を失うイーニッドに待ち受ける現実とは……。
https://qualite.musashino-k.jp/movies/24189/