【本予告】『オッペンハイマー』3月29日(金)、全国ロードショー
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第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話にもとづいて描く。
<ストーリー>
第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加したJ・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった―。
監督、脚本、製作:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン
出演:キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナー
原作:カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン 「オッペンハイマー」(2006年ピュリッツァー賞受賞/ハヤカワ文庫)
2023年/アメリカ 配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画 R15
© Universal Pictures. All Rights Reserved.
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3/29(金)全国公開『オッペンハイマー』キャストコメント入り特別映像
クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』アカデミー賞®キャスト特別映像
映画「オッペンハイマー」が日本で公開、広島の人々はどう思っているのか
「原爆の父」と呼ばれた理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマー氏の半生を描いた映画「オッペンハイマー」の上映が29日、日本全国で始まった。昨年7月の全米公開から、8カ月遅れての公開となった。
1945年8月6日、アメリカ軍は広島に原爆を投下した。推定14万人が死亡した広島では、原爆製造にまつわる物語には、常に厳しい目が向けられる。
BBCのシャイマ・ハリル東京特派員は、 米アカデミー賞で7部門を受賞し、全世界で10億ドル以上の興行収入を記録したこの映画について、広島の人々に話を聞いた。
BBCニュースサイトの記事はこちら。
https://www.bbc.com/japanese/articles…
https://eiga.com/movie/99887/#google_vignette
「ダークナイト」「TENET テネット」などの大作を送り出してきたクリストファー・ノーラン監督が、原子爆弾の開発に成功したことで「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材に描いた歴史映画。2006年ピュリッツァー賞を受賞した、カイ・バードとマーティン・J・シャーウィンによるノンフィクション「『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を下敷きに、オッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤を描く。
第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになるが……。
オッペンハイマー役はノーラン作品常連の俳優キリアン・マーフィ。妻キティをエミリー・ブラント、原子力委員会議長のルイス・ストロースをロバート・ダウニー・Jr.が演じたほか、マット・デイモン、ラミ・マレック、フローレンス・ピュー、ケネス・ブラナーら豪華キャストが共演。撮影は「インターステラー」以降のノーラン作品を手がけているホイテ・バン・ホイテマ、音楽は「TENET テネット」のルドウィグ・ゴランソン。
第96回アカデミー賞では同年度最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演男優賞(キリアン・マーフィ)、助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr.)、編集賞、撮影賞、作曲賞の7部門で受賞を果たした。
2023年製作/180分/R15+/アメリカ
原題:Oppenheimer
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2024年3月29日
クリストファー・ノーラン Christopher Nolan
英ロンドン出身。子どもの頃から8ミリで撮影を始め、1989年に短編「tarantella」が公共放送サービスで放映される。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで英文学を専攻する傍ら、16ミリ映画を製作。初長編作品「フォロウィング」(98)がトロントなど各国の映画祭で高い評価を受け、続く「メメント」(00)でインディペンデント・スピリッツ・アワードの監督賞と脚本賞を受賞する。
アメコミヒーローのバットマンを新たに描いた「バットマン ビギンズ」(05)、「ダークナイト」(08)、「ダークナイト ライジング」(12)の3部作は、重厚でリアリスティックな世界観でアメコミ映画の新たな潮流を築き、興行面でも大成功を収めた。そのほか「インセプション」(10)、「インターステラー」(14)、「TENET テネット」(20)などオリジナル脚本の超大作を手がけ、実話の映画化に挑戦した「ダンケルク」(17)でアカデミー監督賞に初ノミネートされた。
伝記映画「オッペンハイマー」(23)で、2度目のノミネートにして同賞を受賞。同作は作品賞ほか7部門でオスカーを射とめた。妻は映画プロデューサーのエマ・トーマス、弟は「ダークナイト」などの脚本を共作した脚本家のジョナサン・ノーラン。
私が一番見せたかったのは…」ノーラン監督単独インタビュー オッペンハイマーを描いた理由と核兵器への危機感 前作「テネット」で残った”問い”【クロ現】| NHK
https://ja.wikipedia.org/wiki/オッペンハイマー_(映画)
公式サイト:https://www.oppenheimermovie.jp/#modal
INTRODUCTION
イントロダクション

* ピューリッツァー賞受賞作「オッペンハイマー」(ハヤカワ文庫刊)を原作とし、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話に基づき描いた本作は2023年7月の全米公開を皮切りに、世界興収10億ドルに迫る世界的大ヒットを記録。実在の人物を描いた伝記映画としては歴代1位となっている。また、第81回ゴールデングローブ賞にて作品賞(ドラマ部門)含む最多5部門を受賞、第96回アカデミー賞®では、クリストファー・ノーラン初の作品賞、監督賞ほか、主演男優賞(キリアン・マーフィー)、助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr.)、撮影賞(ホイテ・ヴァン・ホイテマ)、編集賞(ジェニファー・レイム)、作曲賞(ルドウィグ・ゴランソン)の最多7部門受賞を果たした。
オッペンハイマー役を演じるのは、これまでも『インセプション』(10)などでクリストファー・ノーラン監督作品に出演してきたキリアン・マーフィー。また、彼の妻“キティ”役にエミリー・ブラント、オッペンハイマーと対立する原子力委員会委員長のルイス・ストローズ役を演じるロバート・ダウニー・Jr.他、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネットらが、ノーラン作品に初参加。加えて、『インターステラー』(14)のマット・デイモンや、『ダンケルク』(17)のケネス・ブラナー、さらにラミ・マレック、ケイシー・アフレックなどのアカデミー賞®受賞俳優陣が脇を支えている。
アカデミー賞®受賞&ノミネーションを果たした超一流のスタッフ陣も本作の魅力の一つ。本年度オスカー受賞を果たした作曲のルドウィグ・ゴランソンは『TENET テネット』に続く二度目のタッグ、撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマも、ノーランとは『インターステラー』以降すべての作品で組んでいるという仲。今作ではIMAX®65ミリと65ミリ・ラージフォーマット・フィルムカメラとを組み合わせた、最高解像度の撮影を実践。また、本作のためだけに開発された65ミリカメラ用モノクロフィルムを用い、史上初となるIMAX®モノクロ・アナログ撮影を実現させた。IMAX®撮影による、この天才科学者の知られざる人生を<体感>してほしい。
STORY
ストーリー

第二次世界大戦下、
アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。
これに参加した J・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて
世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。
しかし原爆が実戦で投下されると、
その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。
冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、
オッペンハイマーはのまれてゆくのだった―。
世界の運命を握ったオッペンハイマーの栄光と没落、その生涯とは。
今を生きる私たちに、物語は問いかける。



オッペンハイマーが大学で教鞭をとり始めたのは株価暴落をきっかけとしたアメリカ史上最大の経済恐慌、大恐慌の始まった1929年だった。恐慌は世界に広がり、第一次大戦の賠償金支払いで行き詰まるドイツにヒトラー率いるナチスが現れる。ナチスは第二次世界大戦を起こし、当初、戦況を優位に進める。このドイツに負けまいとアメリカが完成を急いだ原爆は、1945年、日本を降伏させるだけでなく、一瞬にしてアメリカをかつてない超大国にさせた。ただ、その4年後にソ連も核実験を成功させる。米ソが核兵器で脅し合う冷戦の中で反共思想がアメリカでは一気に広がっていく。ヒステリックな「赤狩り」の渦中で、オッペンハイマーも共産主義者との過去が問われていく 。

CHARACTER
登場人物
STAFF
スタッフ
監督・脚本・製作
クリストファー・ノーラン
イギリス出身。子どもの頃から8ミリで撮影を始め、1989年に短編「tarantella」が公共放送サービスで放映される。初長編作品『フォロウィング』(98)がロッテルダム国際映画祭タイガーアワード受賞、英国インディペンデント映画祭プロダクション賞ノミネートといった高い評価を受け、“ヒッチコックの再来”と称えられた。続く『メメント』(00)でインディペンデント・スピリッツ・アワード監督賞・脚本賞を受賞。アメコミヒーローのバットマンを新たに描いた『バットマン ビギンズ』(05)、『ダークナイト』(08)、『ダークナイト ライジング』(12)が世界的な大ヒットを記録している。そのほか『インセプション』(10)がアカデミー賞®撮影賞など4部門受賞、作品賞など3部門にノミネート、『インターステラー』(14)が同賞作曲賞など4部門にノミネート、視覚効果賞を受賞、『ダンケルク』(17)が同賞編集賞など3部門を受賞、『TENET テネット』(20)が視覚効果賞を受賞、美術賞にノミネート。
音楽
ルドウィグ・ゴランソン
スウェーデン出身。『ブラックパンサー』(19)でゴールデングローブ賞最優秀作曲賞、アカデミー賞®作曲賞を受賞。ノーラン監督作品では『TENET テネット』(21)でゴールデングローブ賞最優秀作曲賞にノミネートされている。
撮影
ホイテ・ヴァン・ホイテマ
スイス出身。『ザ・ファイター』(10)、『NOPE』(22)などに携わる。ノーラン監督作品では『インターステラー』(14)『TENET テネット』(20)などに撮影監督として参加、『ダンケルク』(18)でアカデミー賞®撮影賞にノミネートを果たしている。
プロダクションデザイン
ルース・デ・ヨンク
アメリカ出身。「ツイン・ピークス The Return」(17)でエミー賞にノミネート。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(17)、『アス』(19)、『NOPE』(22)に携わる。アートディレクターズギルド(美術監督組合)で過去8回ノミネートを果たす。
衣装
エレン・マイロニック
アメリカ出身。『恋するリベラーチェ』(14)でBAFTA賞衣装デザイン賞、『グレイテスト・ショーマン』(18)でサターン賞衣装デザイン賞にノミネート。『マレフィセント2』(19)で衣装デザイナー組合賞映画部門 SF/ファンタジー部門の受賞を果たす。
音響デザイン
リチャード・キング
アメリカ出身。ノーラン監督作品に複数参加。『インターステラー』(14)でアカデミー賞®音響編集賞にノミネート、『ダークナイト』(08)『インセプション』(10)『ダンケルク』(17)で同賞の受賞を果たしている。
T・ジョイPRINCE品川:14:30-17:40 (180分)
https://tjoy.jp/tjoy-prince-shinagawa/cinema_detail/C3732100
https://ja.wikipedia.org/wiki/ロバート・オッペンハイマー
町山智浩 映画『オッペンハイマー』2024.03.26【日本人が見るべき映画】
『オッペンハイマー』(原題:Oppenheimer)
劇場公開日:2024年3月29日
◆「ダークナイト」「TENET テネット」などの大作を送り出してきたクリストファー・ノーラン監督が、原子爆弾の開発に成功したことで「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材に描いた歴史映画。
2006年ピュリッツァー賞を受賞した、カイ・バードとマーティン・J・シャーウィンによるノンフィクション「『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を下敷きに、オッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤を描く。
監督:クリストファー・ノーラン(インターステラー、ダンケルク、TENET)
主演:キリアン・マーフィ、ロバート・ダウニー・Jr.、マット・デイモン
難解すぎる映画「オッペンハイマー」なぜ全米大ヒット!?(前編)【町山&藤谷のアメTube】
”原爆の父”ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記作品「オッペンハイマー」。
説明なしに出てくる50人以上の登場人物で、町山でも一度観ただけでは理解できなかったとか…。
クリストファー・ノーラン監督お得意の「複数の時間軸が混在」する構成がとても難解ながら、全米では大ヒット。
作品の魅力を町山&藤谷が徹底解説します!
【後編】難解すぎる映画「オッペンハイマー」【町山&藤谷のアメTube】
”原爆の父”ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記作品「オッペンハイマー」の徹底解説【後編】!!
アカデミー賞主要部門総ナメか!?
映画「オッペンハイマー」が伝えようとしていることは何なのか。
演出手法から読み解く他、豪華俳優陣の演技評論を交え、本作の魅力を町山&藤谷が語ります。
全員に見てほしい映画オッペンハイマー予習動画
超わかる!映画オッペンハイマー最強解説!【ネタバレあり】
https://www.hayakawabooks.com/n/n6ae08cc01994
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